ものづくり補助金平成29年度製造業北海道

北海道産機能性素材配合の健康補助食品(サプリメント)の小ロット受託製造

株式会社浅井ゲルマニウム

この事例のポイント

  • 北海道産の健康素材を最終的にサプリメント化できる企業が少なく、様々なカプセルサイズや包装形態に対応した小ロットの受託製造を行える体制が不足していた。
  • カプセル充填機の拡張パーツを導入し、1〜4号カプセルに対応できるようにした。
  • カプセル製造の受託事業に必要な設備が整ったことで、新たなサイズのカプセルにも対応可能となった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社浅井ゲルマニウム
所在地北海道 函館市
業種食料品製造業
技術分野バイオ
資本金1,000万円
設立1975年

事業の背景

株式会社浅井ゲルマニウム研究所は、世界で初めて水溶性有機ゲルマニウム「アサイゲルマニウム」を自社開発し、その研究と応用に取り組んでいる。健康食品や化粧品の原料としてアサイゲルマニウムの研究・開発及び製造・販売を事業の核としている。函館研究所は1997年に誕生し、健康食品製造では20年以上の実績があり、受注製造を小ロットから対応できることが強みである。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力北海道産の健康素材を最終的にサプリメント化できる企業が少なく、様々なカプセルサイズや包装形態に対応した小ロットの受託製造を行える体制が不足していた。

やったこと

カプセル充填機の拡張パーツを導入し、1〜4号カプセルに対応できるようにした。全数検査機も導入し、マガジンとレーンを取り替えることで1〜4号カプセルに対応できる構成とした。2018年に計数充填機を購入し、カプセルをボトル等へ包装する工程を整えた。計数充填機はアルミ袋やボトル等の包装形態にも対応する。

加工機カプセル充填機拡張パーツ
検査測定全数検査機
その他計数充填機

新しい製品・サービス:北海道産機能性素材配合の健康補助食品(サプリメント)の小ロット受託製造

事業の効果

カプセル製造の受託事業に必要な設備が整ったことで、新たなサイズのカプセルにも対応可能となった。素材を要望通りの容量で配合できるようになり、成果を実感している。提案から製造までをトータルでサポートする体制がさらに強化された。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    過去に有機ゲルマニウムの医薬品開発や健康食品製造で20年以上の実績があり、研究所の事業と一貫している点が読み取れる。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    小ロットから受注製造できることや分析機器・薬機法チェック人材が強みとして示されているが、市場動向との関係は具体的でない。

  • 課題の認識と解決3

    北海道産素材をサプリ化できる企業が少ないという課題認識があり、小ロット受託製造で対応する方向は示されているが、数値目標はない。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制3

    分析機器を揃え薬機法をチェックする人材がいる、提案から製造までトータルでサポートする体制があると記述されている。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    小ロットの受託製造、様々なカプセルサイズ対応、ガゴメ昆布の実績など、選ばれる理由の一部が書かれている。

  • 事業化までの道筋2

    販売方法までサポートできる体制を今後作りたいとあり、中長期の方向はうかがえるがスケジュールや方法は書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    サプリメントの小ロット受託製造は、地域素材を使う点で差別化されるが、分野の普及度や高付加価値化の数字は示されていない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用3

    北海道産素材をサプリメント化する地域の課題解決や、ガゴメ昆布など地域素材の活用が書かれている。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    受託製造の体制づくりや共同研究はあるが、先端デジタル技術の活用は記載されていない。

政策面50%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及4

    北海道の地域素材を活かしたカプセル受託製造で、地域の素材を製品化する点が具体的に書かれている。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

製造までを行うだけでなく、今後は販売の方法までサポートできる体制も作れるようにしていきたいと考えている。

事業者の声

北海道は健康によい素材がたくさんあり、研究開発は盛んだが、最終的にサプリメント化できる企業が少ない

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成29年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。