自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社サンテック東北
成果月間生産数 2,500万個→2,700万個
| 事業者名 | 株式会社サンテック東北 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 黒川郡大和町 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工,複合・新機能材料,複合・新機能材料 |
| 設立 | 1988年 |
サンテック東北は1988年に三協東北として設立され、1992年からプラスチック成形を行い、現在は主にアルミ電解コンデンサの座板を生産している。座板は20数年にわたり生産に特化してきた。10年前は月間約2億個、現在は約3億個と順調に増えており、国内の電解コンデンサメーカーほぼすべてに納品している。
抱えていた課題
やったこと
成形材料を従来のPPSからコストパフォーマンスに優れたPPA(ポリフタルアミド)へ転換し、ガラス繊維の含有率を高めて強度を向上させた。座板の薄肉化に向けてCNC高速高精度射出成形機を導入し、薄物成形では最も薄い部分0.15mmの成形に対応した。成形加圧時の真直性・高い平行度・面圧の高い均一性と射出速度のスピードが求められ、導入した機械では想定どおりの製品が安定して生産できるようになった。
| 加工機 | CNC高速高精度射出成形機 |
|---|
新設備の導入により、薄物成形でも想定どおりの製品を安定して生産できるようになり、薄い部分まで樹脂が行き届いて不良率も改善された。生産数は月2500万個から2700万個に増えた。今後は海外ユーザーへの販路拡大や雇用による地域貢献を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1988年設立以来、座板の生産に特化してきたことは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
月間2億個から3億個へ増加し国内コンデンサメーカーほぼすべてに納品と書かれ、強みは読めるが競争優位の分析は薄い。
成形材料PPSからPPAへの転換、ガラス繊維含有率アップ、薄肉化など課題と対策が具体的に示されている。
月2500万個から2700万個への増産、次の目標は月4億個と数値が示されている。付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
人の目が品質に欠かせないという記述はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制は書かれていない。
国内メーカーほぼすべてに納品、5G基地局向け需要拡大、海外販路拡大の方針など顧客とニーズが示されている。
海外販路拡大や雇用貢献が今後の目標として書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
座板の薄肉化は0.15mmという具体的水準で示されるが、分野の普及度や高付加価値化の位置付けは明示されていない。
5G基地局需要の拡大や途上国のインフラ整備、雇用などでの地域貢献が書かれているが、波及効果の定量は薄い。
補助金額や投入額に対する付加価値増加の数値は書かれておらず、費用対効果はうかがえる程度にとどまる。
高速高精度射出成形機の導入は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
5G基地局やIoTの普及に伴う需要拡大への対応は読み取れるが、構造転換への言及は具体性が薄い。
地域社会への雇用面での貢献が今後の目標として触れられているのみで、地域の特性を活かした内容は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
5G通信の基地局向け需要の拡大を見込み、月間4億個の生産が可能な工場を目指し、海外市場への販路拡大も図る。
今後は海外のユーザーに向けても販路を拡大できればと思っています
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分