回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社三樹
成果3万個製造時の所要時間 4.2時間→3時間
| 事業者名 | 株式会社三樹 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 宇都宮市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1981年 |
株式会社三樹は餃子の製造・販売を行い、ギフト事業部、食品事業部、飲食事業部の3部門を持つ。飲食事業部は餃子専門店「宇味家」を宇都宮市中心市街地などで全6店舗展開している。宇都宮餃子は全国区の知名度があり、市内には餃子専門店が数多く出店している一方、調理せずにすぐ食べられる持ち帰りの餃子弁当はほとんどない。
抱えていた課題
やったこと
吸湿によるふやけを防ぐため、弁当には揚げ餃子を採用した。増産に対応するため全自動餃子製造機(TX-16)とスクリュー麺機(GDM-W220)を導入した。弁当用に、宇都宮大学前田農学博士監修のゆうだい21の選定、1個20g(餡15g、皮5g)を基準とした餃子の個数や1個あたりのグラム数の検討を行った。ピリ辛の特製タレ、発熱剤を組み込んだ弁当容器、ネーミングやパッケージデザインも検討した。試作では揚げ餃子6個、タレ掛け、ご飯200g、副菜数種を組み合わせた。
| 加工機 | スクリュー麺機GDM-W220 |
|---|---|
| 加工機 | TX-16全自動餃子製造機 |
新しい製品・サービス:その場で温めて食べられる宇都宮餃子の弁当「ほかぴり餃子弁」
全自動餃子製造機の導入により、餃子の製造効率が格段に向上した。具体的には3万個の製造時間が短縮し、成形失敗による廃棄がなくなった。麺帯のばらつきもなくなり、製造現場の安全面も強化された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
餃子専門店「宇味家」を全6店舗展開し、宇都宮餃子の製造・販売を続けてきたことが読み取れるが、餃子弁当の位置づけは具体的に書かれていない。
宇都宮餃子の知名度や「持ち帰りの餃子弁当はほとんど見かけない」という市場の空白に触れているが、競争優位の定量的根拠は乏しい。
お客様の「列車内で食べたい」等の要望を課題として捉え、揚げ餃子採用や全自動製造機導入で解決する計画が具体的に書かれている。
3万個の製造時間が4.2時間から3.0時間に短縮、成形失敗の廃棄約3,300個が0個になると数値で目標効果が示されている。
従業員25名、3部門体制、宇都宮大学の監修などの外部連携はあるが、補助事業の遂行体制を具体的に示す記述は薄い。
熱々でその場で食べられる点、揚げ餃子と特製タレなど製品価値とターゲット(列車・宿泊先で食べたい客)が整理されている。
試作・タレ開発・副菜検討の段階や令和元年中の販売目標は書かれているが、詳細なスケジュールと課題解決方法は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
「調理しないですぐに食べられる持ち帰りの餃子弁当」はほとんど見かけないと述べ、既存分野での高付加価値化を図る点が読み取れる。
宇都宮餃子が観光振興と経済活性化の役割を担うと触れているが、波及効果や雇用創出の具体数は示されていない。
全自動製造機導入で生産時間の短縮と廃棄ゼロという具体的な効果が示され、費用対効果を読み取れる。
全自動餃子製造機の導入は読み取れるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献はうかがえる程度である。
公開されている事例からは読み取れません。
宇都宮市の地域特性である宇都宮餃子を活かし、有機栽培米や那須産三元豚など地域の原料を使う点が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
令和元年中の販売を目指し、特製タレの開発を佳境に進めるとともに、温めても食味が落ちない漬け物などの副菜を検討している。パッケージデザインは完成している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。