塑性加工用材料切断機から省エネルギー洗浄装置への一貫ラインの試作開発
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
株式会社剛力建設
成果納期 43日→19日
| 事業者名 | 株式会社剛力建設 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 東京都江戸川区 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 125人 |
| 資本金 | 4,600万円 |
| 設立 | 1995年 |
当社は東京都江戸川区の創業25年目の建設会社で、マンションの立体駐車場の設置事業を手がけている。少子高齢化や交通網の発達、カーシェアリングの普及による車保有率の低下で、立体駐車場の空車率はさらに増える見込みである。そこで立体駐車場を解体して平面化し、維持費を削減する平面化事業を始め、自社開発の「スマートデッキ」を製品とした。売上高は11億6200万円である。
抱えていた課題
やったこと
自社で開発した「スマートデッキ」の製造で、従来外注していた鋼材加工を内製化するため、弊社工場に加工設備を導入した。H鋼はドリルバンドソーで切断してからユニットプレスで孔あけを行い、アングルやフラットバーによる連結金具はユニットワーカーで切断後に孔あけができるようにした。メッキ鋼材を使うため加工時の汚れ付着が懸念されたが、切削油などはつかず仕上がりは非常に綺麗だった。導入設備はNC制御で自動切断と孔加工を行うため時間を短縮でき、空いた時間をほかの作業に充てられる。ユニットプレスとユニットワーカーは金型が多数あり汎用性が高く、試作品の作成に重宝している。
新しい製品・サービス:スマートデッキ
鋼材加工の内製化により、外注に加工を依頼していた時に比べて加工費が25%低下し、銅材の輸送コストも削減できた。納期は43日から19日に短縮され、価格と納期の両面で客先ニーズへの対応力が強化された。製品のモデルチェンジの試作品も自社で迅速に作れるようになった。加工機の導入で新製品をつくるという考えが生まれ、社員の思考力活性化にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
立体駐車場事業から平面化事業へ転換した経緯は読み取れるが、過去取組との一貫性を示す具体的記述は乏しい。
空車率増加や維持費負担といった市場動向と、自社開発のスマートデッキを挙げており、強みとの関係は読み取れる。
鋼材外注で加工費が25%低下、納期が43日から19日へ短縮と具体的数字があり、課題解決と効果が示されている。
加工費25%低下、納期43日から19日への短縮など具体的目標値の実績が示されているが、今後の付加価値目標は読み取れない。
設立25年の建設会社で従業員25名とあるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力の記述はない。
客先からの低価格化・短納期化の要望があったと書かれており、顧客ニーズの裏付けはうかがえるが整理は薄い。
新工場建設や今後の生産性向上の方向性に触れるが、遂行スケジュールや課題解決方法の記述は乏しい。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
スマートデッキは自社開発の製品で、平面化事業は駐車業界で新しい分野とされるが、普及度の数値は示されていない。
空き駐車場の活用や維持費削減など社会的な意義はうかがえるが、経済波及や雇用創出の記述は薄い。
加工費25%低下と納期短縮の効果は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値はない。
NC制御の自動加工を導入したと書かれるが、デジタル技術によるサプライチェーンへの貢献は限定的にしか読み取れない。
公開情報では判断できません。
東京都江戸川区の建設会社と記載されるが、地域の特性を活かして雇用や地域経済を牽引する記述は乏しい。
今後は更なる生産性向上と社会貢献の両立をめざし、新たな「ものづくり補助事業」にチャレンジする予定である。
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%
生産体制の情報を一元管理できる基幹系生産管理システム(株式会社テクノアのTECHS-BK)を導入した。
効果:納期 14日→10日
放電加工技術を高度化するため、低熱変位構造や高精度回転・割出装置などを取り入れた。
効果:放電加工の工数 7日→4日