しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
武生特殊鋼材株式会社
成果厚さ15ミリのクラッドメタルを圧延で厚さ数ミリまで延ばす
| 事業者名 | 武生特殊鋼材株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 越前市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 鍛造 |
| 従業員数 | 48人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1954年 |
武生特殊鋼材はクラッドメタル(異種金属接合材料)の特許から始まった会社で、平成26年に創業60年を迎えた。主力はクラッドメタルの製造・販売で、地元の伝統工芸である越前打刃物向けの材料を製造している。平成26年度の売上高は14億9,900万円。越前打刃物の職人は減る一方で、海外からの需要は伸びている。
抱えていた課題
やったこと
熱して延ばす圧延機を導入し、クラッドメタルを鍛造して包丁の形を切り出す半製品まで製造できる体制を整えた。圧延機は持ち手に近づくにつれて厚く、つば部分はさらに厚くなるよう、圧延機の動きを制御する改造を行った。つば付き包丁を想定して開発し、ローラーの形も試行錯誤して越前打刃物独特の厚い峰と薄い刃先を再現した。試作品で仕上げた包丁は、職人が鍛造したものと遜色ない切れ味を実現し、実用化へ進んでいる。
新しい製品・サービス:つば付き包丁の半製品(クラッドメタルを圧延・切り出したもの)
つば付き包丁を機械で実現でき、溶接やはめ込み式に比べ破損や腐食の恐れが少なく付加価値が高まる。半製品を量産することで職人は細かな仕上げや意匠に労力を振り向けられ、越前打刃物ブランドの海外展開に弾みがつくと見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
クラッドメタル製造の特許から始まった会社で、越前打刃物の材料から半製品へ事業を広げる方針が読み取れる。過去の取組との連続性は具体的に書かれていない。
海外需要の伸びと職人減少という外部環境、クラッドメタル技術という自社の強みが書かれているが、競争優位の具体的な裏付けは薄い。
職人が1丁ずつ手掛けるため量産に限界がある、という課題認識と半製品量産による解決の方向が書かれている。ただし事業計画の数値は示されていない。
付加価値向上や賃上げの目標値は書かれていない。半製品の量産で増産を支援するとのみ記載されている。
職人組合との協力は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記載はない。
つば付き包丁は溶接やはめ込み式に比べ破損や腐食の恐れが少なく付加価値が高いと、製品の価値と選ばれる理由が明確に書かれている。
圧延機の改造や試作を経て実用化へ進んでいると書かれているが、中長期の検証やスケジュールは記載されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
越前打刃物独特の厚い峰と薄い刃先を機械で再現し、職人の鍛造品と同等の切れ味を実現した点が、高付加価値化として具体的に書かれている。
伝統工芸の越前打刃物の産地活性化や海外ブランド展開への寄与が書かれており、地域経済への波及の意義は読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
圧延機の動きを制御する改造という工夫はあるが、デジタル技術やサプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
福井県越前市の伝統工芸である越前打刃物の半製品を地元で製造し、産地の増産と海外展開を支える地域密着の事業として具体的に書かれている。
越前打刃物の職人組合と協力し、産地活性化に取り組む。今後は刃物以外の分野でもクラッドメタルを使ってもらえるよう働きかける。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
試作案件の受注拡大と歯車加工競争力の強化のため、3つの設備を導入した。
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…