切削加工機械導入による品質・生産効率の向上を通じた独自技術の発展
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
安田蒲鉾株式会社
成果次の商品の調理までの待ち時間が約30分短縮された。
| 事業者名 | 安田蒲鉾株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 敦賀市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,製造環境 |
| 従業員数 | 50人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1953年 |
当社は蒲鉾発祥の地とされる敦賀市で創業以来、蒲鉾を通じて食文化の提案を続けてきた。現在は福井のギフト・引き出物として「かまぼこ」、お土産として「魚そうめん」「いかしゅうまい」が地元や全国で愛されている。同社は先駆的な蒲鉾作りを体験できる「かまぼこ道場」を持ち、観光や教育にも力を入れて魚食文化の振興を図っている。
抱えていた課題
やったこと
揚げ物製造ラインで長年使われてきたガス式フライヤーを、IH式オートフライヤーに更新した。インバーター制御により温度を高精度に調整できる設備で、プログラミング設定によるタイマー起動も可能になった。これにより温度のブレがなくなり、商品を均一に製造できるようになった。
新しい製品・サービス:病院・高齢者向けの柔らかい商品や、地域産品を使用した観光需要向け商品の開発に注力している。
IH式オートフライヤーの導入により温度管理が安定し、揚げ色のムラがなくなり商品を均一に製造できるようになった。作業者の配置に余裕が生まれ、生産能力も大幅に向上した。稼働前後の工場内の温度上昇幅が縮小し、ガス漏れの危険がなくなったことで安全対策も強化された。使用油量が約1割減り、コスト削減にも貢献している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
ガス式フライヤーからIH式への転換が記載され、新商品開発や観光施設との連携という方向性は読み取れるが、経営戦略上の位置づけまでは書かれていない。
主要取引先の生鮮スーパーとの連携や地域産品の活用が書かれているが、市場動向と自社の強み・弱みの関係は具体的に示されていない。
ガス式の温度ブレ・待ち時間・ガス漏れといった課題を挙げ、IH式で生産量制限を解消した点が具体的に読み取れる。
待ち時間が約30分短縮、工場内温度5℃低下、使用油量約1割減と数値目標に近い成果が示されており、実現の裏付けがうかがえる。
社員数50人や設立年は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は見当たらない。
病院・高齢者向けの柔らかい商品や観光需要向け商品など顧客ターゲットと商品の方向性が具体的に示されている。
新規取引先の開拓や商品開発の方向性は書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は具体的に示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
県内最多の商品ラインナップや観光需要向け商品に触れているが、同分野で高水準の高付加価値化を図る根拠は示されていない。
観光施設としての充実や地域産品の活用、見せる工場による人材不足解消への好影響などが書かれ、地域への波及が読み取れる。
生産性向上や油使用量約1割減などの効果は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
インバーター制御やプログラミング設定によるIH式の活用はうかがえるが、サプライチェーンへのイノベーション貢献は書かれていない。
公開情報では判断できません。
福井県の地域産品を使い観光施設と連携する取組が書かれ、地域の特性を活かしていることはうかがえるが、雇用創出の記述は薄い。
新商品対応力が向上したことを受け、既存商品との差別化を図った新製品や消費者ニーズに合わせた商品開発を進める。主要取引先である生鮮スーパーとの連携を強化し、新商品の販売につなげる。県内練り物製造メーカーで最多の商品ラインナップのさらなる充実を図り、新規取引先の開拓を目指す。
「見せる工場」として、自社ブランドのイメージアップにつなげる。
公式の事例集より(原文のまま)
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。