回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社オルゴール
| 事業者名 | 株式会社オルゴール |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 下諏訪町 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 1,050万円 |
| 設立 | 1997年 |
1997年に、オルゴールの世界的シェアを誇る大手企業から独立した。低コスト化や中国製品の流通により、質より量としての需要が増加していた。会社設立10年目からインターネット販売を始め、海外マーケットを意識した戦略を展開していた。
抱えていた課題
やったこと
開発パートナーのオリシス社と話し合いを重ね、ドラム加工の製造工程をどこまで自動化できるかをテーマに取り組んだ。フルオーダーの専用機を完成させ、手作業の一部を自動化した。最終調整は人の手によって行う独自の「手作り量産」スタイルを確立した。こだわり品質の維持と作業時間の短縮を両立させた。
| 加工機 | ドラム加工を自動化した専用機 |
|---|
ドラムの特殊工程の自動ライン化を達成し、大幅な人的負荷の解消と効率化を実現した。曲目対応は1曲ずつの単品製造が可能で、世界でも他に類を見ない自動化ラインといえる。特殊工程の効率化により「手作り量産」の販路開拓が可能となった。代表者の理想とする新市場開拓に一歩近づくことができた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1997年独立以来の「200年以上続く工業技術と音色の継承」理念と上質オーダーメイド製造の継続が書かれ、経営戦略との一貫性がうかがえる。
オルゴール編曲の技術が同社の一番の強みと明記され、海外からの珍しい音源にも対応できる点が示されている。市場動向の分析は乏しい。
手作業に頼る部分が多く技術継承と生産性に課題があったと認識し、ドラム加工の自動化で解決を図った。効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員10名の体制と、職人の技能継承のため後継者育成に力を入れる考えが書かれている。事務処理能力への言及は乏しい。
高品質オルゴールを手作り量産で世界市場へ届ける方針と、東南アジア向けの外国語版WEBサイト整備が書かれている。
外国語版サイト整備や英語対応スタッフ採用など海外営業展開の準備段階が書かれ、スケジュールは概略にとどまる。
公開されている事例からは読み取れません。
ドラムを一台ずつ切り起こす製法を単品製造可能な自動化ラインに置き換え、世界に他に類を見ない自動化ラインと述べている。
伝統的な工業技術と音色の継承という文化的意義がうかがえるが、雇用創出や波及効果の具体的な記載は見当たらない。
大幅な人的負荷の解消と効率化が図れたと書かれているが、補助金額や付加価値増加の数値は示されていない。
フルオーダーの専用機で手作業の一部を自動化したが、デジタル技術の活用や地域・サプライチェーンへの貢献は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
下諏訪町の地域企業として、高品質なオルゴール製造の技術継承を担う事業であることが書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
東南アジア諸国への海外展開に向けて、外国語版WEBサイトの整備や英語対応スタッフの採用など、着々と営業展開を準備中である。
理想とする新市場開拓に向けた、Q・C・D・Sを追求したい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名