自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社ファインテクニカ
成果絞り加工の深さ 130mm→180mm
| 事業者名 | 有限会社ファインテクニカ |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 磐田市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 2006年 |
有限会社ファインテクニカは自動二輪車及び四輪車の試作部品やプレス部品を成形する金型の設計・製作を行い、特に絞り加工を得意としている。自動二輪車はデザイン性を重視した設計が行われ、部品メーカーはデザイナーの図面を量産時に均一生産できるかが受注の重要なポイントとなっている。取引先では部品点数や成形コストの削減、デザイン性向上のため、つなぎ目をなくす傾向が強まっている。ステンレスやチタンなどの難加工素材は人気が高まっているが、形状が複雑になると加工時にしわや割れが起きやすく、深い絞り加工と大型金型が不可欠になっている。
抱えていた課題
やったこと
板厚保持と大型金型加工を可能にする設備として立形マシニングセンタを導入した。導入にあたっては生産効率化のため社内レイアウトも見直した。導入後は試運転とともに事業目標の検証を実施した。導入前は深さ130mmが限界だった絞り加工が180mmまで拡大した。メーカーが要求する深い絞り加工時の板厚減少25%以内の基準も実現し、設定した成果目標をすべて達成した。
| 加工機 | 立形マシニングセンタ |
|---|
新しい製品・サービス:パイプの拡管加工を行うコンパクトな拡管機(パイプエキスパンダー)を自社製品として開発した。
絞り加工の深さが130mmから180mmに拡大し、深い絞り加工時の板厚減少25%以内の基準を実現して、設定した成果目標をすべて達成した。取引先からの評価が高まり、これまで引き合いのなかった新たな業務の受注につながった。技術を蓄積したことでパイプ拡管機を自社製品として開発するなど新たな展開も始まった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動二輪車部品の金型製作を得意とする事業者で、絞り加工技術の高度化が事業の延長にあると読める。ただし経営戦略上の位置付けは明示されていない。
自動二輪車部品メーカーからの需要と、マシニングセンタ導入で大型金型に対応する強みが具体的に述べられている。市場動向の分析は薄い。
現行機では板厚減少25%以内の基準を満たせないという課題を認識し、立形マシニングセンタ導入で解決している。新たな業務の受注につながったとある。
絞り加工の深さを130mmから180mmに拡大し、板厚減少25%以内の基準を実現したと数字で示され、設定した成果目標をすべて達成している。
試運転と事業目標の検証を実施したとあるが、人材や事務処理体制についての記述は薄い。
デザイン性を重視する自動二輪車メーカーのニーズ、難加工素材への対応、取引先からの評価向上が具体的に書かれている。
導入後の試運転と検証、社内レイアウトの見直しは書かれているが、中長期のスケジュールや課題解決の方法は詳述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
難加工素材の複雑形状の大型金型は一般的な普及度が低いと読めるが、高付加価値化や高価格化の数字は示されていない。
海外需要の見込みや国内自動二輪車・四輪車産業への貢献は書かれているが、雇用創出や波及効果の数字はない。
絞り加工の深さ130mmから180mmへの拡大と板厚基準の達成など、設備投入に対する効果が数字で示されている。投入額との比較はない。
立形マシニングセンタや三次元測定機の活用は書かれているが、デジタル技術によるサプライチェーンのイノベーションとまでは読めない。
自動二輪車部品の金型から新たな業務受注や拡管機の自社製品化に展開したとあり、構造転換の方向性がうかがえる。
磐田市の事業者で、国内の自動二輪車・四輪車産業に貢献すると書かれているが、地域経済への波及の数字はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
同社の強みである難加工素材に対する絞り加工技術と金型の設計提案力を活かし、国内の自動二輪車及び自動四輪車産業に貢献していく。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分