回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
アルパ工業株式会社
| 事業者名 | アルパ工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 あま市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1983年 |
アルパ工業株式会社は1983年設立のアルマイト加工業者で、ネームプレートの製造から始まり、現在はインターホンや機械設備の操作パネルなどの外装部品を扱っている。創業当初から社内一貫体制を築き、無機着色アルマイトの均一な皮膜形成に定評がある。近年は小型部品から大型部品へのアルマイト加工ニーズが高まっており、着色できる無機着色アルマイトと硬度の高い硬質アルマイトの両方が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
高い技術力を持つ同社は、より高性能で新しい機能を備えた機械設備の導入を決めた。選定したのは千代田機器販売製のDUTY高速極性反転型電源である。この設備により皮膜厚のバラツキを小さくすることができた。また皮膜生成時間を短縮したことで、水道光熱費を10%削減できた。
| 加工機 | DUTY高速極性反転型電源 |
|---|
導入した電源設備により皮膜厚のバラツキが小さくなり、加工品の品質が安定した。皮膜生成時間が短縮され、水道光熱費を10%削減できた。また設備投資後は建材、医療関係、工作機械などの新たな取引先を獲得でき、多様化した顧客ニーズに応えられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業当初から社内一貫体制を築き、装飾技術に磨きをかけてきたことは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
無機着色と硬質の2種類のアルマイトを持ち、均一な皮膜形成に定評があるなど自社の強みが具体的に書かれている。
大型部品の加工ムラと量産体制の確立が課題として示され、新設備で対応した経緯が書かれているが、高付加価値化の計画の詳細は薄い。
水道光熱費10%削減という数値はあるが、高付加価値創出や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員18人で社内一貫体制を持つことはうかがえるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の記述は薄い。
名刺入れなどブランド品や大型部品への需要が示され、顧客ニーズへの対応も書かれているが、ターゲットの整理は薄い。
今後は設備増強や新たな加工技術の開発を進める考えが書かれているが、スケジュールや課題解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
一般的に普及度の低い硬質アルマイトと無機着色アルマイトの両方で高水準の加工を行うと書かれている。
建材や医療関係、工作機械など新たな取引先の獲得に繋がったとあるが、経済波及や雇用創出の記述は薄い。
設備導入で水道光熱費を10%削減したと数値で示されているが、補助金投入額に対する付加価値増加は書かれていない。
最新の極性反転型電源を導入したことは書かれているが、デジタル技術の活用や地域・サプライチェーンへの貢献は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
愛知県あま市の企業で建材業界への需要に対応するとあるが、地域の特性を活かした経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も建材業界などの需要に対応するとともに、色の濃度など品質を高め、設備増強によって内製率を高めていく考えである。他社にはない付加価値の高い加工技術をさらに開発し、成長を目指している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg