自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社エム・オー機器
成果不良率 0.05%→0.01%
| 事業者名 | 株式会社エム・オー機器 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 桑名市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス,材料製造プロセス |
| 従業員数 | 18人 |
| 資本金 | 1,950万円 |
| 設立 | 1949年 |
同社は1949年(昭和24年)にカメラ部品メーカーとして創業し、現在は自動車用(HV)の精密金属加工部品を中心に、CKD部品(空気圧関係機器)や釣り具部品の量産・試作加工を手掛けている。主な製品はφ3~φ20の超精密金属加工品で、量産部品が9割、試作開発部品が1割を占める。最新式の高精度CNC機器により24時間無人稼働の大量生産体制を構築している。自動車メーカーからは開発スピードや価格面で優位に立つための短納期要求が高まり、量産の生産準備期間が縮小する一方、以前より高い精度も求められている。
抱えていた課題
やったこと
最新式の単槽式炭化水素系洗浄機を導入し、洗浄から乾燥までの工程すべてを機械化した。これにより加工時の切粉やオイルを完全に除去し、確実な乾燥によって品質の安定した加工体制を構築した。洗浄・乾燥工程が短縮されることで検査までの工程スピードが3分の1になることを目指した。洗浄剤の使用量は月200ℓを目標とした。
| その他 | 単槽式炭化水素系洗浄機 |
|---|
新しい製品・サービス:単槽式炭化水素系洗浄機による洗浄から乾燥までの工程の自動化
単槽式炭化水素系洗浄機の導入により洗浄から乾燥までを機械化し、切粉やオイルの完全除去と確実な乾燥で品質を安定させた。不良率は目標0.05%に対し0.01%を実現し、取引先からのクレームも発生していない。洗浄剤の使用量と専属作業員が減り、作業員は段取りや検査に時間を充てられるようになった。洗浄・乾燥の短縮により検査までの工程が速くなり、納期短縮と受注数量・取引先の増加につながり、HV需要を取り込んだ売上と利益の増加が期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の設備導入で取引先ニーズに対応してきたことは書かれるが、経営戦略上の位置づけは具体的に示されていない。
自動車部品(HV)の市場拡大や短納期要求を踏まえ、人の手検査による不良ゼロの強みを活かす内容と読み取れる。
不良率0.05%目標、リードタイム3分の1短縮、洗浄剤使用量200ℓ/月など数値つきで課題と解決策が示されている。
不良率0.01%、洗浄剤165ℓ/月、リードタイム18分など目標と実績が数値で示され、目標達成の根拠がある。
従業者18名と記載があり、検査や段取りの人員配置は触れられるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
超精密加工と全数検査による不良品排除が顧客からの信頼につながるとして、選ばれる理由が示されている。
今後の事業化スケジュールとして品質確立、新規顧客開拓、検査機械化など段階的な施策が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
超精密金属加工でφ3mmからの製作を得意とするが、高付加価値化の水準を裏付ける数値は限定的である。
自動車部品の雇用拡大や地域経済への波及についてわずかに触れられているが、国が補助する理由としては具体性が乏しい。
洗浄剤コストや作業時間の削減、不良率低減など費用対効果に関わる効果が数値を伴って示されている。
AI技術を用いた検査自動化が今後の計画として触れられるが、サプライチェーンへの貢献は限定的である。
PHV・EV・医療・ロボット分野への展開に触れており、成長分野への進出の方向性がうかがえる。
地域の特性を活かした記述は見当たらず、わずかに雇用拡大への言及がうかがえる程度である。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
品質と技術・ノウハウを経営ノウハウとして蓄積し、生産性向上を背景に新規顧客の開拓を進めるとともに自社ホームページを制作して外部に技術を発信する。全数検査の精度向上のため検査工程を自動化しAI技術を導入する。熟練オペレーターに頼らないCAM入力工程の時間短縮のため最新CAMシステムを導入する。今後は海外工場の開設や、医療・ロボット分野への非鉄金属を使った新技術の習得も進める。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分