京都・宇治・和束産の「万能碾茶」による、やすらぎと健康の提供
専門機械メーカーと共に実験、検証、評価を重ね、「パイプフィーダ式自動計量装置および自動ティーバッグ充填包装機」を導入した。
効果:碾茶の販売数量 40箱→109箱
| 所在地 | 滋賀県 蒲生郡日野町 |
|---|---|
| 業種 | 農業 |
| 従業員数 | 1人 |
| 設立 | 2000年 |
近江屋米店-大地堂は2006年頃、日本で初めて古代種ディンケル小麦の種子をドイツから輸入して国内商業栽培に成功し、純国産ドイツパンやドイツ菓子の製造販売を手掛けてきた。全国のパン屋、カフェ、レストラン向けにディンケル小麦の全粒粉を販売し、本物志向の小麦ユーザーネットワークを形成していた。パスタ用デュラム小麦は世界で広く生産流通しているが、日本では栽培されていなかった。
抱えていた課題
やったこと
龍谷大学の丹野研一准教授と協力し、パスタ用デュラム小麦の育種に取り組んだ。早生形質のデュラム小麦を選抜して累代栽培を繰り返し、10年以上かけて形質の安定した新品種(早生デュラム小麦)の作出に成功し、品種登録を行った。導入したカラー色彩選別機で赤カビ粒や未成熟粒を除去し、製粉機で顧客の好みに合わせたブレンド小麦(胚芽や外皮の割合)を提供できるようにした。小型昇降機2台と一時保管タンク2台を組み合わせ、保管から選別、製粉投入までの一連のラインの中核工程を構築した。
| 検査測定 | カラー色彩選別機 |
|---|---|
| 加工機 | 製粉機 |
| 加工機 | 小型昇降機 |
| その他 | 一時保管タンク |
新しい製品・サービス:早生デュラム小麦を使ったパスタ用小麦粉および純国産生パスタ麺
早生デュラム小麦からパスタ用小麦粉と生パスタ麺を一連のラインで試作できる体制が整った。今後は高級志向のイタリアンレストランなどに向けて試験販売を始める予定である。また、ディンケル小麦で築いた本物志向のユーザーネットワークを通じ、ブレンド小麦の試験提供を行い、新市場を少しずつ開拓していく。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2006年頃からディンケル小麦や全粒粉販売で培った小麦ユーザーネットワークを活かし、早生デュラム小麦の製粉・生パスタ事業へ展開する一貫性が読み取れる。
高級志向のイタリアンレストラン向け試験販売や本物志向のネットワークに言及があるが、市場規模や競合に対する優位性の数値は示されていない。
生産性向上や歩留り率アップ、ブレンド小麦の安定提供が目指されているが、具体的な高付加価値化の数値目標は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員1人の体制で、龍谷大学の丹野准教授との育種協力や10年以上の栽培経験が示されるが、事務処理体制の記述は薄い。
国産生パスタの新市場開拓、ブレンド小麦の好みへの対応、カラー色彩選別による品質向上など、製品の価値と選ばれる理由が整理されている。
今後の展望で栽培方法の改良、新品種育種、試験販売の段階的進め方が示されるが、具体的なスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
国産デュラム小麦・生パスタは国内で栽培されてこなかった分野で、世界初の早生新品種による新市場開拓と明記されている。
豊かな食文化の創造と食料自給率の向上への貢献が明記され、国産小麦の国内生産という公的意義がうかがえる。
補助金額や付加価値額の増加に関する数値は示されておらず、費用対効果はわずかにうかがえるのみ。
色彩選別機や小型昇降機などの設備導入は述べられるが、先端的デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はほぼない。
国産小麦の自給率向上と新市場開拓に触れ、構造転換に資する方向性はあるが、成長分野としての根拠は示されていない。
日野町の地域拠点や地域の強みへの言及は薄いが、国産小麦の生産という地域性は読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
品種登録した早生デュラム小麦は野生的な性質を持つため、安定収穫には栽培方法のさらなる改良が必要である。より生産性の高い新品種の育種を進め、安定した生産体制を確立する。
専門機械メーカーと共に実験、検証、評価を重ね、「パイプフィーダ式自動計量装置および自動ティーバッグ充填包装機」を導入した。
効果:碾茶の販売数量 40箱→109箱
スチームラックオーブン(ZEN SRZ-10E)を1台導入し、従来のオーブンに比べ2倍の数量の「じゅわっと半熟たまごカステラ」を焼けるよう…
効果:1日の製造数 210個→420個
温室内の自動温度・湿度管理システムとして、自動天窓開閉装置と自動平張りカーテンを導入した。
効果:冬期の温室加湿器の重油代削減につながった