ものづくり補助金平成29年度製造業滋賀県

最新検査機器の導入による高付加価値不織布製造の生産性と品質の向上

株式会社ベル繊工

この事例のポイント

  • 加工前の不織布全体を目視検査しても、後の加工段階で異物が見つかることがある。
  • 不織布の最終巻き取り前に自動検査機を設置し、加工前の不織布全体を機械で検査する体制を整えた。
  • 補助事業の効果として、目視検査では気づかなかった異物や欠陥を加工前の段階で発見できるようになることが示されている。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ベル繊工
所在地滋賀県
業種繊維工業
技術分野情報処理,材料製造プロセス,測定計測

事業の背景

当社は不織布に色を付けたり抗菌などの機能を付加したりする二次加工を主力事業としている。加工した不織布はフィルターやマスクなどの日用品や、電池セパレーターなどの産業品に使われている。顧客には大企業が多く、マスクなどの最終製品では小さく加工された段階で機械により個別に外観検査が行われている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度加工前の不織布全体を目視検査しても、後の加工段階で異物が見つかることがある。
  • 品質・精度従業員が目視で検査しても、平方メートル単位の不織布からミリ単位の欠陥を瞬時に見つけ続けることは不可能である。
  • 品質・精度不織布の裏面は人間の目では見ることができない。

やったこと

不織布の最終巻き取り前に自動検査機を設置し、加工前の不織布全体を機械で検査する体制を整えた。これにより、目視では見つけられなかった異物や欠陥を検出できるようにした。

検査測定自動検査機

事業の効果

補助事業の効果として、目視検査では気づかなかった異物や欠陥を加工前の段階で発見できるようになることが示されている。ただし本文の抜粋からは具体的な数値の効果は読み取れない。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均1.9 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性2

    不織布の二次加工を主力事業とすることは書かれているが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置づけは読み取れない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    顧客に大企業が多いことや目視検査の限界は書かれているが、競争優位となる自社の強みとの対比は具体的に示されていない。

  • 課題の認識と解決4

    目視では裏面やミリ単位の異物を見つけられないという課題が具体的に示され、自動検査機の設置で解決する流れが書かれている。

事業の実現可能性28%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    フィルターやマスク、電池セパレーターなど用途は書かれるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。

  • 事業化までの道筋1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    抗菌など機能付加に触れ、高付加価値という語はあるが、分野の普及度や高水準の価格設定は書かれていない。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用2

    マスクや電池セパレーターなど身の回りの製品に使われると書かれるが、国が補助する理由や波及効果は読み取れない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    自動検査機を導入した点はうかがえるが、先端技術の内容やサプライチェーンへの貢献範囲は書かれていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    電池セパレーターなど産業品への用途は書かれるが、成長分野への進出や構造転換との関係は読み取れない。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成29年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。