高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
株式会社西當照明
成果不具合発生率 25%→0%
| 事業者名 | 株式会社西當照明 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 東大阪市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装,接合・実装 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
照明器具向けの板金加工が売上高の9割を占め、長尺形状のアール曲げ加工に強みがあった。2010年代に入りLED照明が普及すると、特注の蛍光灯向け板金加工の大口受注が急きょゼロになった。その後は医療設備機器、小型発電機、住宅用金型などへ多角化を進めている。
抱えていた課題
やったこと
従来はCDスタッド溶接機を使い、スタッド溶接とアール曲げ加工の2種類の作業を熟練技術者1人が担当していた。NCスタッド溶接機を導入し、自社ブランド製品の粘着式捕虫器「トレテーラ」の製造工程を自動化した。これにより非熟練技術者でもスタッド溶接作業ができるようになり、溶接作業とアール曲げ加工を複数人で分担できるようになった。5台加工しても不具合発生ゼロを実現した。
新しい製品・サービス:粘着式捕虫器「トレテーラ」
5台加工しても不具合発生ゼロを実現し、品質が大きく向上した。非熟練技術者でもスタッド溶接作業ができるようになり、溶接とアール曲げ加工を2人体制で担当できるようになった。1時間あたりの製作台数は4台から8台に倍増し、生産性が高まった。製造単価も2,000円から1,000円に下がり、コストが大幅に削減された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1980年代からパンチプレス導入など効率化を続け、長尺アール曲げの強みを捕虫器開発に生かした一貫した流れが読み取れる。
LED普及で蛍光灯向け大口受注が急にゼロになった危機を示し、長尺加工の強みを新幹線車内照明など特殊用途に振り向けたと読み取れる。
熟練技術者依存で不具合が約4台に1台発生していた課題を示し、NCスタッド溶接機導入で改善する計画・結果が具体的に書かれている。
1時間あたり4台から8台への製作数向上と製造単価2,000円から1,000円への目標・結果が示されており、数値目標の実現性が読み取れる。
従業員7名で熟練技術者の担当工程を複数人体制にした点は読み取れるが、事務処理能力や体制の詳細は書かれていない。
粘着式捕虫器トレテーラの製品特徴や、累計100台販売、本社周辺の虫被害という身近な課題に基づくニーズが具体的に書かれている。
中長期の遂行スケジュールや課題解決方法は書かれておらず、今後は技術者育成と新製品開発を進める期待が述べられている程度。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
照明器具向け長尺アール曲げで3m程度まで対応できる加工業者は少ないとあり、同分野で高水準の加工技術を持つことが読み取れる。
地域のモノづくりを続ける姿勢や雇用への言及はあるが、経済波及や社会インフラへの積極的な理由は書かれていない。
製造単価が2,000円から1,000円へ半減し1時間あたり製作数が倍増したと書かれ、効果は示されるが補助金額との比較はない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
都市部でのモノづくりや板金加工を地域の強みとして続ける姿勢は読み取れるが、地域経済の牽引効果は具体的ではない。
主力事業の板金加工向けにもNCスタッド溶接機を活用し、全社的な収益力強化が期待されている。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円