医療機器用精密部品の短納期化に向けた生産体制強化計画
生産体制の情報を一元管理できる基幹系生産管理システム(株式会社テクノアのTECHS-BK)を導入した。
効果:納期 14日→10日
米阪パイル織物株式会社
成果柄変更の紋紙セット作業時間 120分→10分
| 事業者名 | 米阪パイル織物株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 橋本市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | デザイン,デザイン,機械制御,機械制御,製造環境,製造環境 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1962年 |
電車用シート地は一度張ると5〜8年は張り替えないため、耐久性と経年劣化しにくい強度が求められ、鉄道法で定められた厳しい基準もクリアする必要がある。同社は新幹線N700系のグリーン車シートにも採用され、電車用シートでマーケットシェア上位に位置する。一方、インバウンド景気やイベント列車の影響で電車の観光化が進み、車内装飾としての電車用シートに多種多様な柄が求められ、色柄が今後さらに増えると予想されている。
抱えていた課題
やったこと
パイル織機の柄を制御するジャガード装置を、紋紙を用いた穿孔式柄制御方式から電子ジャガードを用いたデジタル式柄制御方式に移行した。そのために電子ジャガード装置を導入し、柄パターンをスキャナーなどで読み取ってデジタル化し、そのデジタル化した柄パターンでパイル糸の動きを制御するようにした。また、織機とジャガード部分をつなぐハーネスを購入した。
| 加工機 | 電子ジャガード装置 |
|---|---|
| その他 | ハーネス(織機とジャガード部分をつなぐもの) |
柄の生成はデジタルデータで即時にアウトプットでき、柄の修正もデジタル化により容易になった。柄の再現性が上がり、製織前に確認できるため確認作業が短縮された。柄の不具合による生地不良が解消され、品位が向上した。段取り替えの短縮や柄再現の多様化、新規開発への対応が円滑になり、織機も紋紙破損対策が不要になって回転数が10〜15%アップした。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
電車用シート地で鉄道法基準や新幹線N700系グリーン車採用など製織技術の蓄積が書かれ、一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
電車の観光化や多種多様な柄要求という外部環境と、マーケットシェア上位という強みが書かれているが、競争優位の論理は具体的に示されていない。
紋紙の外注に数日、柄変更に約2時間かかる課題を認識し、電子ジャガード導入で約10分に短縮すると具体的に書かれている。
段取り時間2時間から約10分、回転数10〜15%アップと数値目標的な成果は書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
導入や作業改善の主体は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は見当たらない。
顧客ターゲットは電車用シートの製造先、要求される多種多様な柄とマーケットシェア上位という選ばれる理由が整理されている。
導入、成果確認、今後の新商品開発という流れは書かれているが、スケジュールや中長期の課題解決方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
紋紙から電子ジャガードへの転換で繊細な柄表現と品位向上を実現し、電車用シートで高水準の高付加価値化を図る点が読み取れる。
電車の観光化やインバウンドの影響に触れるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
段取り替え短縮や回転数10〜15%アップ、不良解消など効果は示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
柄制御のデジタル化とデータ即時出力は書かれるが、地域やサプライチェーンへの貢献は記述がない。
公開されている事例からは読み取れません。
高野口地域のパイルファブリック産地での製造と書かれているが、地域経済の成長や雇用への波及は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
電車用シート地の新たな可能性を模索しており、クラウドファンディングを活用した商品開発にも積極的に取り組んでいる。
生産体制の情報を一元管理できる基幹系生産管理システム(株式会社テクノアのTECHS-BK)を導入した。
効果:納期 14日→10日
導入した高速斜め切りスライサーと電子スモーク装置を使い、銀鮭、サンマ、サバ、ヒラメを原材料とした商品開発を行った。
電極と被加工物を油に漬けた状態で行う形彫り放電加工を対象に申請した。