パネル検査を活用した新しいビジネスモデルの開発・展開
屋外EL検査装置一式を導入し、国内で初めてとなるパネル設置前の全数全量検査を行う検査ラインを構築した。
株式会社植田板金店
| 事業者名 | 株式会社植田板金店 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山市 |
| 業種 | 職別工事業(設備工事業を除く) |
| 従業員数 | 56人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1977年 |
植田板金店は一戸建て住宅の屋根や外壁の施工を主力とし、岡山市中区の本社のほか大阪府豊中市と仙台市太白区に支店を構える。2016年に外装建材事業を始め、2017年に個人や小規模事業所向けの小屋事業に参入した。2021年2月期の売上高は15億円だった。
抱えていた課題
やったこと
2018年に本格的な事業展開のため、ガルバリウム鋼板を切断および折り曲げる装置を導入した。導入により、導入前に生じていた折り曲げ角度や切断の長さの誤差を解消できた。これにより品質の高い鋼板加工が可能になった。
| 加工機 | ガルバリウム鋼板の切断装置 |
|---|---|
| 加工機 | ガルバリウム鋼板の折り曲げ装置 |
新しい製品・サービス:広さ10平方メートル以下の多目的スモールハウス「小屋」(外壁などを選択できるデザイン性と断熱などの機能性を備える)
小屋事業への参入で、開発力を社内に蓄積できた。装置導入により鋼板加工の誤差が解消され、品質の高い鋼板加工が可能になった。開発力を製品の付加価値向上につなげ、収益力を高めている。病院が発熱外来用の施設として導入するなど用途も広がっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
一戸建て住宅の屋根・外壁施工が主力で、2017年に小屋事業へ参入したと書かれ、事業の連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは詳しく書かれていない。
販売数が初年度27棟から4年目63棟に増え、売上1億円超と書かれ、外壁や内装を選べる点が評価されたとあり、強みは具体的に読み取れる。
平均150万円の価格がネックで販売が伸びなかったと課題が書かれ、その後の展開は示されるが、解決策の計画内容は具体的ではない。
2021年2月期売上15億円を5年後に30億円へ倍増する考えが示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員56人と書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述はなく、わずかにうかがえる程度。
外壁や内装を選択できるデザイン性と断熱などの機能性が評価され、ネイルサロンや雑貨店などでの活用という具体的な顧客像が書かれている。
今後も品質の高い小屋を提供していく方針とあるが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
小屋の生産・販売は、デザイン性と断熱性を備えた製品として、同分野で高水準の高付加価値化を図る取組と読み取れる。
病院が発熱外来用施設として導入するなど用途が広がったと書かれるが、経済波及や雇用創出など国が補助する理由は示されていない。
ガルバリウム鋼板の切断・折り曲げ装置導入後、折り曲げ角度や切断長さの誤差が解消し品質が上がったと書かれ、効果は読み取れるが費用対効果の数値はない。
ガルバリウム鋼板の切断・折り曲げ装置の導入は書かれるが、先端的なデジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
岡山市に本社を置き、中国地域最大手とされ、地域の屋根・外壁施工を担う点は読み取れるが、地域特性を活かした雇用拡大の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
2021年2月期に15億円だった売上高を5年後に30億円へ倍増したい考えである。
工場内で小屋を造れば若手社員の技術の習得につながる
公式の事例集より(原文のまま)
屋外EL検査装置一式を導入し、国内で初めてとなるパネル設置前の全数全量検査を行う検査ラインを構築した。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%
全自動SWS試験機「ウルトラサーチUR-3型」のトルクを約2倍に高める改造を施して削孔能力を向上させ、各種ドリルツールや治具を用いて密な砂…
効果:全自動SWS試験機のトルクを約2倍に高める