回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社みつや・トロアメゾン
成果セットパンナーの生産量 800個/時間→2,400個/時間
| 事業者名 | 有限会社みつや・トロアメゾン |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 山陽小野田市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 21人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1998年 |
当社は昭和35年に和菓子店「みつや」として創業し、平成2年に洋菓子店「トロアメゾン」となり、平成10年に法人化した。近年は売上が減少傾向にある。
抱えていた課題
やったこと
手作業で時間のかかっていた工程を機械化し、時間短縮と増産を図った。導入したセットパンナー(レオン自動機 KP302、製品の自動配列)は800個/時間から2,400個/時間に増産でき、作業ミスによる廃棄ロスもほぼゼロになった。作業要員は熟練者3名から監視要員1名で対応可能になった。小型密封ピロー包装機(川島製作所 GW-7型、自動包装)は120個/時間から3,600個/時間に増産でき、気密性の高い包装紙の使用と脱酸素剤の封入も可能になった。
| 加工機 | セットパンナー(レオン自動機 KP302) |
|---|---|
| 加工機 | 小型密封ピロー包装機(川島製作所 GW-7型) |
新しい製品・サービス:地元食材を使用した「寝太郎かぼちゃパイ」を定常的に製造・販売できるようになり、今後はレギュラー商品に育てる予定。
機械化により増産が可能になり、セットパンナーと小型密封ピロー包装機で生産量が大幅に増えた。作業ミスによる廃棄ロスはほぼゼロになった。パティシエ4名を技術を要する工程やウェディングケーキ等の仕事に配置転換でき、売上増加につながった。寝太郎かぼちゃパイも定常的に販売できるようになり、県外販路の開拓も見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
近年売上減少と手作業による計画生産不可の課題を挙げ、機械化で増産と販路拡大を図る方針が読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
百貨店催事やOEM引き合い、お中元需要への対応不足に触れるが、市場動向や自社の強み・弱みを踏まえた競争優位の記述は薄い。
手作業工程が計画生産を阻むという課題を明確に認識し、機械化による増産体制と少量多品種化への対応を計画として示している。
セットパンナーは800個/時間から2,400個/時間、自動包装機は120個/時間から3,600個/時間へと数値で増産目標と効果が示されている。
導入後に4名の配置転換が可能になったと記すが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については書かれていない。
地元食材を使った寝太郎かぼちゃパイや、催事・OEM需要への対応など顧客ニーズは示されるが、ターゲットの整理や選ばれる理由の説明は薄い。
導入設備と効果は示されるが、中長期の検証や遂行スケジュール、課題解決の方法については事例からは読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
地元食材の新商品や寝太郎かぼちゃパイの定番化に触れるが、分野の普及度や高付加価値化の水準を示す記述は乏しい。
地元食材を使った商品を県外にも広げ、地元特産品の消費拡大や知名度向上に貢献すると述べており、地域への波及がうかがえる。
セットパンナーで廃棄ロスがほぼゼロ、4名の配置転換が可能になったなど、生産性と人員活用の効果が数値を含めて示されている。
自動配列機や自動包装機の導入は示されるが、デジタル技術の活用や新しいビジネスモデル、サプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
山口県の地元食材を使い県外販路を開く計画が示され、地域特性を活かした事業であることは読み取れるが、雇用創出の規模は示されない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
寝太郎かぼちゃパイをレギュラー商品に育て、「山口」のお土産として県外にも販売ルートを広げ、地元特産品の消費拡大と知名度向上に貢献する。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。
効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった