回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社天野鉄工所
成果最大12000回転の高回転微細加工マシニングセンタを導入
| 事業者名 | 有限会社天野鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 徳島市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 24人 |
| 資本金 | 800万円 |
| 設立 | 1970年 |
県外からの受注を獲得し、取り引きを京阪神まで広げていた。設備を充実させるほど新しい仕事につながるという好循環が生まれていた。近年は有機ELディスプレイ製造装置用の部品のオーダーが増えていた。
抱えていた課題
やったこと
1mm以下の微細加工も可能な、最大12000回転の高回転微細加工マシニングセンタを導入した。これを従来の加工工程に組み込み、微細加工を含む部品一式の受注をめざした。
| 加工機 | 高回転微細加工マシニングセンタ |
|---|
新しい製品・サービス:微細加工を含む精密部品の一式加工
高回転マシニングセンタを従来の加工工程に組み込み、革新的な生産体制を構築した。小物から大型まで、微細加工を含む多種多様な精密部品の一式加工が可能になった。短納期も実現し、他社の追随を許さないオンリーワンの生産能力が受注増につながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
県外受注から京阪神へ広げ、設備増強で受注が増えたと経緯が書かれるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
四国内トップクラスの設備と5面加工機が強みとされ、有機ELという成長分野の需要に触れるが、市場動向の数値は示されていない。
微細加工ができないことが課題として書かれ、高回転マシニングセンタ導入で解決したとあるが、付加価値向上の数値目標はない。
受注増や短納期は書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は記載されていない。
従業員数24名や新工場・営業所開設の記載はあるが、補助事業を遂行する体制の詳細は読み取れない。
最大12000回転で1mm以下の微細加工が可能、小物から大型まで一式加工できる点が、顧客ニーズへの対応として具体的に書かれている。
導入後の工程組込みは述べられるが、中長期の検証やスケジュール、課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
1mm以下の微細加工を含む多品種小ロット部品の一式加工体制を構築し、他社の追随を許さないオンリーワン能力と書かれている。
有機ELという成長分野の需要に触れるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
AI門型5面5軸加工機の記載はあるが、デジタル技術の活用がサプライチェーンの革新にどう貢献するかは示されていない。
有機ELディスプレイ製造装置という成長分野への進出が書かれ、構造転換への言及はあるが具体性は薄い。
徳島の企業として新工場を開設したとあるが、地域経済の牽引や雇用創出の数値は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
機械を1台増やすごとに技術もランクアップし、着実に受注を増やしてきました。「できない」の一言を言いたくないから、常に革新を心がけ、技術、設備、生産体制すべてに自信を持って攻めの姿勢を貫いています。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。