回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社片山食品
| 事業者名 | 株式会社片山食品 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 香川県観音寺市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,製造環境,測定計測,測定計測 |
| 従業員数 | 18人 |
| 設立 | 1982年 |
当社は1971年にエビフライを主体とする冷凍食品製造工場として創業し、現在はカキフライの冷凍加工を軸に多彩な事業を展開している。強みは30年以上の経験による水産物加工の効率化と製造技術で、地元漁協と直接取引して新鮮な瀬戸内魚を仕入れている。食の安全・安心が重視される中、HACCPに沿った工場づくりが求められていた。
抱えていた課題
やったこと
新工場の建設にあたり、デュアルセンサー型・中型X線検査装置を導入した。これまで箱詰め前に行っていたX線検知を、洗浄前に行うよう工程ラインを変更した。急速冷凍の前に検知することで、小殻が付着したカキを検出して再洗浄・再検知でき、ロスを削減できるようにした。また「進化型画像処理」というAIを採用し、高感度な異物検出を可能にした。
| 検査測定 | デュアルセンサー型・中型X線検査装置 |
|---|
機器導入によりカキフライの異物(牡蠣殻)除去の精度が向上し、不良率が大幅に軽減した。製造量も増加し、洗浄前の検知で再洗浄・再検知が可能となりロスが減った。リードタイムの短縮や製造量増が見込まれ、作業ラインもスムーズになった。職場環境もクリーンになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2018年に新工場を設立し市場拡大と売上増を記載しているが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは明記されていない。
顧客要望の増産や短納期に応える点、他社との差別化を図る点は書かれているが、市場動向や自社の強み弱みの分析は読み取れない。
カキ殻混入という課題を明示し、X線検査の工程変更とAI高感度検出で解決を図る計画が具体的に書かれている。
増産や不良率軽減をうかがわせるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれていない。
熟練技に頼っていた体制から機器導入へ移行する点は読み取れるが、人材や事務処理体制の具体的記述は薄い。
カキフライ等冷凍食品の顧客要望と異物検出という価値、差別化の理由が具体的に整理されている。
工程ラインを洗浄前に変更する具体的手順はあるが、スケジュールや中長期の検証方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高感度AI異物検出で他社との差別化を図るとあるが、分野の普及度や高価格化の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
旧設備で1日約67,000個中500個の不良、月約10,000個のロスがあったと数字で示され、費用対効果の根拠が読み取れる。
AI画像処理を採用し業界の異物課題に対応するとあるが、サプライチェーン全体への貢献は記述が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
地元漁協と連携し瀬戸内魚を仕入れる地域性と雇用促進への言及があるが、今回の事業との結びつきは薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg