回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ばいこう堂株式会社
| 事業者名 | ばいこう堂株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 東かがわ市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 107人 |
| 設立 | 1958年 |
和三盆糖を原料に和菓子を製造・販売している。ベストセラーの「和糖どら焼き」は和三盆糖製造時に生じる糖蜜を練り込んだ皮と和三盆糖の餡が特徴で、全国他社との差別化が明確な商品である。売れ筋商品だが、生産能力がネックとなり殆どが自社直営店で販売され、全国展開が遅れていた。
抱えていた課題
やったこと
最新型のどら焼き機と全自動の餡製造機を導入した。生地に糖蜜を含むため、一般的などら焼きの約1.5倍の時間をかけて低温でじっくり焼く皮製造の工程を、製造・温度・圧力の制御技術と自動化技術を利用した設備で行えるようにした。製餡工程では火力調整、アク取り、圧力釜から常圧釜への移し替えなどを全自動の製餡機で行い、作業者の張り付きをなくした。導入後の性能検証と試作では、これまで人の手で製造していた餡の風味や味、食感、小豆のつぶれ具合を合わせるよう幾度も調整し、十分な品質の餡を製造できるようにした。
| 加工機 | 最新型どら焼き機 |
|---|---|
| 加工機 | 全自動餡製造機 |
皮製造の作業時間が約34%短縮され、和糖どら焼きの生産力が大きく向上した。餡製造では人手が不要となり、餡の硬さなどの物理特性を高い水準で均一化できた。人件費や光熱費が削減され製造コストの抑制にもつながった。その結果、早出残業がなくなり、首都圏百貨店などへの卸を始めた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
「和糖どら焼き」は全国他社との差別化が明確なベストセラーで、全国展開を目指すとあるが、過去の取組との一貫性は具体的に書かれていない。
和三盆糖の差別化や全国販売網の保有は読み取れるが、市場動向や自社の弱み分析は書かれていない。
皮製造がボトルネックで約1.5倍の時間がかかると特定し、作業時間を約34%短縮と数字で示している。
作業時間約34%短縮、生産能力向上、早出残業の解消と具体的な成果が示されているが、賃上げ目標の記載はない。
従業員107名や試作・調整を重ねた記述はあるが、補助事業を遂行する体制や人材の具体的な確保策は書かれていない。
ターゲットは全国百貨店や首都圏への販路拡大と読み取れるが、ニーズの裏付けは具体的に示されていない。
全国百貨店への販路拡大を進めるとあるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
和三盆糖を用いた差別化商品で高付加価値を狙うが、ジャンルの普及度や高価格化の数字は書かれていない。
地場の伝統産業である和三盆糖の魅力発信や地域への貢献が述べられているが、波及効果の数字はない。
人件費や光熱費の削減と生産能力向上が示されるが、補助金額に対する費用対効果の数字は書かれていない。
制御技術や自動化を導入したとあるが、デジタル技術によるサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地場の伝統産業である和三盆糖を活用し、香川県東かがわ市で地域の魅力を発信する事業と読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
引き続き、全国の百貨店へ販路を拡大する。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
5軸複合加工機を新規導入した。
タレパン工程のカス上がり不良の原因であるカス上がりを検知するため、カメラをセンサとして設置位置を検討し、設備の構造・寸法・形状・動力を調査…
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