回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社バイオジェノミクス
成果生産量 1倍→6倍
| 事業者名 | 株式会社バイオジェノミクス |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 大村市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1992年 |
ポストバイオティクス(善玉菌の発酵代謝産物)である乳酸菌生産物質を製造し、基礎研究から製品開発、製造まで自社で行っている。健康食品の原料となる乳酸菌生産物質の市場が拡大しており、受注が増え続けていた。2022年2月に新工場へ移転し、増産体制を整えた。
抱えていた課題
やったこと
乳酸菌・ビフィズス菌の計21種類の菌で大豆粉を主原料として乳酸発酵させ、フィルタープレスで固体と液体に分けて得た乳酸菌生産物質原液を濾過する工程を強化した。既存の装置はセラミック膜が1本だったが、セラミック膜が7本ある大型の濾過装置を導入した。これにより濾過能力が大幅に向上し、作業者の負担も軽減された。
セラミック膜7本の大型濾過装置の導入により生産量が約6倍になり、増え続けていた受注に応えられるようになった。作業者の負担も軽減された。2022年6月には国際的な食品安全認証システムFSSC22000を取得し、海外展開への備えを整えた。今後は更なる増産体制を整え、製品を身近な場所に届けることを目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
受注増に対応するため増産体制を整えたとあり、新工場移転を機に成長を続けているとの記述から事業の延長線上にあることはうかがえる。
健康食品原料の市場拡大を受けたとあるが、自社の強みや競争優位性について具体的な記述はない。
既存装置の生産能力が限界に達していた課題を認識し、セラミック膜1本から7本の大型濾過装置導入で生産量6倍を実現したと具体的に書かれている。
生産量が6倍になったと数字で示されており、増加する受注への対応という形で実現性が読み取れる。ただし賃上げや付加価値額の目標値は記述がない。
基礎研究から製造まで自社で行い、大学や理化学研究所と共同研究を行うとあり、体制の一端はうかがえる。ただし人材や事務処理体制の具体的記述はない。
健康食品原料の市場拡大を受けた需要と、乳酸菌・ビフィズス菌を用いた製品の特徴は書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由は整理されていない。
FSSC22000の取得や、今後の増産体制・一次予防への貢献など今後の方向性は示されているが、スケジュールや課題解決方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
乳酸菌生産物質はポストバイオティクスとして市場が拡大中とあるが、普及度や高付加価値化の度合いを示す記述は限定的である。
健康寿命を伸ばす一次予防への貢献や暮らしの身近に製品を届ける目標が書かれ、社会的意義がわずかにうかがえる。
装置の大型化で生産量6倍、作業者の負担軽減と効果は示されるが、補助金投入額に対する費用対効果の数値はない。
大学や理化学研究所との産学官連携が書かれているが、先端的デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はない。
公開情報では判断できません。
長崎県大村市に本社を置く企業であることは書かれているが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用の記述は薄い。
健康寿命を伸ばす一次予防に貢献すべく、暮らしの身近な所に製品を届けられるよう、更なる増産体制を整えていきたい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
平成27年1月に新型タレットパンチプレス(タレパン)を1台導入した。
効果:加工可能サイズ(長辺) 1,829mm→2,438mm