新たな加熱装置の導入による大型構造物溶接部熱処理の受注獲得・競争力強化事業
溶接部を挟み込む形で複数のヒーターを設置し、加熱範囲や加熱時間を厳密に制御する6点式自動抵抗加熱装置を導入した。
効果:自社設備の増強により他社からのリース費用が無くなり、コスト削減につながった
株式会社玉名製作所
| 事業者名 | 株式会社玉名製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県 熊本市北区 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 9人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
| 設立 | 1945年 |
1990年頃の世界情勢の激変を受け、製造部門を組立中心にして部品加工を大幅に外注化したところ、生産性は大きく改善した。しかし2015年頃から熟練工の定年退職が始まり、外注先も人手不足で納期が遅れるようになった。戦後は産業用ポンプや減速機、ギヤードモータを国内の主要工場へ販売し、高度成長期にはギヤードモータを年間12,000台以上製造販売していた。
抱えていた課題
やったこと
熟練工の仕事をNC工作機械に移行するため、生産技術の全面見直しを行い、納期短縮と品質向上を図った。導入したNC旋盤は滝沢鉄工所製のTAC-650である。今回のNC旋盤は多品種少量生産向けに大きく進化しており、納期短縮とカンバン方式への対応が可能になった。
| 加工機 | NC旋盤 TAC-650(滝沢鉄工所製) |
|---|
導入したNC旋盤により、熟練工の仕事を機械に移し、人手不足でも生産性を維持できる体制を目指した。目標としていた納期遅れの改善は1か月後から顕著に現れた。多品種少量生産に対応できるため、納期短縮とカンバン方式への対応が可能になり、強力な武器になると見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1945年設立以来の減速機・ギヤードモーター製造と、熟練工依存からNC旋盤導入への流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
市場や競争環境の分析は書かれておらず、製造拠点の立地や製品の用途がうかがえる程度にとどまる。
熟練工の定年退職と外注先の人手不足による納期遅れという課題を明示し、NC旋盤導入で納期短縮と生産性向上を図る方針が具体的に書かれている。
納期遅れは1ケ月後から顕著に改善したと記載があるが、付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず具体性が薄い。
従業員9名(正社員6名、パート3名)の体制は書かれているが、補助事業を遂行する担当体制や事務処理能力の記述はない。
多品種少量生産やカンバン方式への対応という導入機の特徴は書かれるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは示されていない。
生産技術の全面見直しを行うとあるが、スケジュールや課題解決の具体的な方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
製鉄所・発電所・港湾施設などのインフラ基盤を24時間稼働で支えていることや経済安全保障への貢献が書かれ、国が支援する理由の一部がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
経済安全保障関連への貢献の意向がうかがえるが、構造転換や成長分野への進出としては具体的に書かれていない。
熊本市北区植木町の立地は書かれているが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用拡大の記述は見られない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製鉄所、発電所、セメント工場、製紙工場、港湾施設などのインフラ基盤を24時間稼働で支える製品を扱っており、今後は経済安全保障関連で微力ながら貢献したいと考えている。
溶接部を挟み込む形で複数のヒーターを設置し、加熱範囲や加熱時間を厳密に制御する6点式自動抵抗加熱装置を導入した。
効果:自社設備の増強により他社からのリース費用が無くなり、コスト削減につながった
わかめ太茎のカット工程に高速裁断機を導入した。
効果:わかめ太茎1人あたりの裁断作業時間 120分→5分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分