高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
株式会社丸あ野尻正武商店
| 事業者名 | 株式会社丸あ野尻正武商店 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 斜里町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 設立 | 1954年 |
1954年創業の水産加工会社で、水揚げ日本一を誇る知床の秋鮭や鮭卵を中心に前浜産の素材にこだわって商品を作ってきた。看板商品のいくら醤油漬けなどを卸販売の中心とし、直売店やネット、全国の物産展でも販売している。一方で地球温暖化による海水温の上昇や秋鮭の来遊不振が続き、北海道ではサケの来遊や漁獲量が低迷していた。
抱えていた課題
やったこと
鮭のドレス加工ラインに、サケ用ヒズカット付きオートヘッダー機を導入した。赤外線レーザーでカット位置を示し、頭と氷頭を別々に自動でカットする仕組みである。独自形状のV型カッターを用い、切り口に身肉のつぶれがなくシャープにカットできる。鮭を作業員を選ばずトレイに乗せるだけで操作でき、魚体の大小にかかわらず同じ位置でカットできる。本機をドレス後の加工ラインと連結し、生産ライン全体の効率化を図った。
新しい製品・サービス:氷頭を使った氷頭なます等の水頭製品の量産化と、水頭から抽出した栄養機能性成分を使った美容液の商品化
ドレス加工の歩留まりが従来の目測に比べて大幅に向上した。氷頭部の採取工程の歩留まりも向上し、氷頭なますなど氷頭製品の量産化に成功した。本機をドレス後の加工ラインと連結したことで無駄な動線がなくなり、ライン全体が効率化した。さらに氷頭から抽出した成分を使った美容液の商品化も実現し、保湿性やアンチエイジング効果が注目されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1954年創業の老舗が伝統的加工法を守りつつ新技術・設備を取り入れてきたと書かれ、本事業もその流れに位置づく。
前浜産素材へのこだわりや知床しゃりブランド4品目登録など強みを示し、手間をかけた味で価格競争を避けていると記されている。
目測カットによる歩留まり低下と氷頭採取の歩留まり低さを課題とし、専用機で歩留まり大幅向上と氷頭製品の量産化を実現したと記されている。
歩留まり向上や効率化に触れるが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値は示されていない。
既存の加工ラインに専用機を連結し、専属職人や作業員を選ばない簡単な操作で運用する体制が示されている。
氷頭なますの郷土料理としての価値や、秋の氷頭を原料にした美容液の商品化と注目の声があり、ニーズの裏付けがある。
導入後の加工ライン連結や美容液商品化に触れるが、スケジュールや中長期の検証方法は詳しく書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
氷頭は一般に流通の少ない部位で、氷頭製品を量産化し美容液へ展開した点は新市場性と高付加価値を示している。
人手不足や来遊不振など地域水産業の課題に対応し、地域雇用と経済への貢献を目標に掲げている。
歩留まり向上や効率化の効果は触れられているが、投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
専用機の導入による生産ライン全体への効果は述べられているが、デジタル技術やサプライチェーンへの波及の記述は弱い。
水産加工の省人化・機械化の流れに沿うが、日本経済の構造転換への言及は見られない。
知床の前浜産素材、水揚げ日本一の秋鮭、知床しゃりブランド4品目など地域特性を活かし、地域雇用と経済成長を目指す事業として明確に描かれている。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
三次元複雑形状の切削加工を行う5軸マシニング加工機を導入し、新機軸の高剛性ステンレス管を用いた自転車フレームの試作加工を実施した。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%