多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社アイスティサイエンス
| 事業者名 | 株式会社アイスティサイエンス |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 和歌山市 |
| 業種 | 専門サービス業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 2006年 |
2006年に代表取締役社長が前職で培った分析機器開発のノウハウを活かして設立された。残留農薬分析などの前処理自動化装置を製造・販売しており、前処理段階の自動化装置を専門に手掛ける企業は全国的にも少ない。主な納入先は食品メーカーや保健所などで、食の安心・安全への関心から残留農薬検査が日常的に行われている。
抱えていた課題
やったこと
分析現場の課題を解決するため、異なる2液の溶媒を混合する自動溶媒混合装置を開発した。同装置には印字機構を備え、誰が、いつ、どの溶媒を、どの割合で、どれだけの量を作ったかを容易に判別できるようにした。また、従来のプラスチック製カートリッジの問題を解決するため、新型固相カートリッジに関わる設計と金型製作に注力した。金型を修正することで、以前のカートリッジと比べて連結性と操作性が向上した。
新しい製品・サービス:異なる2液の溶媒を混合する自動溶媒混合装置、および新型固相カートリッジ
完成品を展示会で発表し既存得意先へ周知したところ、混合時の不正確さを取り除ける点や、誰が・いつ・どの割合で混ぜたかが一目瞭然となる点がユーザーから高い評価を得た。新型固相カートリッジは金型修正により連結性と操作性が向上し、自動前処理装置での使いやすさも高まった。一方で3つ以上の溶媒の混合を求める声が多く、改良を進めている。海外企業からの引き合いも増えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
残留農薬分析の前処理に強み、2006年設立以来の分析機器開発ノウハウを活かしたと書かれており、過去の取組との一貫性はうかがえる。
分析現場での溶媒混合の不正確さという課題に対し、納入後フォロー体制や農薬データの蓄積が強みと書かれているが、市場規模などの外部環境の記述は薄い。
混合溶媒の判別不能や分量のばらつきという課題を示し、印字機構付き自動混合装置で解決、3溶媒以上への拡張や製品化の計画まで書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、販売先の拡大方針のみ記載されている。
従業員13人、自社で製造から販売まで一貫して行う体制と書かれているが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
混合の不正確さや溶媒の所在不明といった顧客ニーズが示され、ユーザーから高い評価を得たと書かれている。ターゲットとして研究機関や他分野も挙げられている。
3溶媒以上の試作・開発を順次進め、最終的にボタン操作の装置を目指すという段階的な計画が書かれているが、期限や体制は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
自動溶媒混合装置は国内外で製品化している企業が非常に少ないと書かれており、新しい分野であることが読み取れる。
食の安心・安全への関心の高まりや研究所での導入余地が書かれているが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
補助金額や付加価値額の増加などの費用対効果を示す数字は書かれていない。
分析現場の前処理自動化とデータ蓄積が書かれているが、サプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
公開情報では判断できません。
和歌山市に所在することはわかるが、地域の特性を活かした事業としての記述はわずかである。
研究所を中心に導入余地が大きいため、混合可能な溶媒数を増やす改良を経て販売につなげ、他分野の研究機関にも販路を広げる。残留農薬分析で蓄積したノウハウを医療や製薬分野に活用し、新たな領域に進出する。海外では販売方法を模索している。
まずはユーザーに、混合溶媒の管理方法に疑問を持ってもらうことから始めたい
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
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