ものづくり補助金平成30年度情報通信業神奈川県

業務委託料前払いサービス「PAYS」のシステム開発

株式会社MIRAIS Tech

この事例のポイント

  • 軽貨物運送事業を担う個人事業主のドライバー向けに、業務委託料を前払いできるシステム「PAYS」を開発した。
  • ドライバーの資金ニーズに応えるサービスを提供したことで、運送企業からも評価を得ている。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社MIRAIS Tech
所在地神奈川県 横浜市
業種インターネット附随サービス業
従業員数2人
資本金7,000万円
設立2020年

事業の背景

株式会社MIRAIS Techはグループ内でIT部門の中核を担う会社である。運送業界は人手不足が慢性化しており、軽貨物運送を担う個人事業主のドライバーは資金繰りの面で課題を抱えている。

課題と取り組み

やったこと

軽貨物運送事業を担う個人事業主のドライバー向けに、業務委託料を前払いできるシステム「PAYS」を開発した。年配のドライバーでも直感的に使えるよう、シンプルなインターフェースを採用した。

新しい製品・サービス:業務委託料前払いサービス「PAYS」

事業の効果

ドライバーの資金ニーズに応えるサービスを提供したことで、運送企業からも評価を得ている。ドライバー採用数や定着率の向上につながることが期待される。運送業界の人手不足という社会的な課題の解決にも寄与する。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    IT部門の中核企業として、ドライバー採用数や定着率向上を狙う業務委託料前払サービスを位置付けている。過去の取組との連続性は書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    運送業界の人手不足の慢性化と軽貨物ドライバーの資金ニーズを踏まえ、運送会社からの定評もあると書かれているが、強みの根拠は具体的でない。

  • 課題の認識と解決3

    ドライバーの資金ニーズや採用・定着の課題を認識し、前払いシステムで対応する方針が示されている。高付加価値化や成長への道筋は書かれていない。

事業の実現可能性36%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    高付加価値の創出や賃上げにつながる目標値は示されていない。公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    2人の体制と2020年2月の会社設立が示されているだけで、補助事業を遂行する人材や事務処理能力の具体は書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    軽貨物の個人事業主ドライバーを対象とし、年配者でも使いやすいシンプルな画面を強みとして、顧客と選ばれる理由が整理されている。

  • 事業化までの道筋1

    中長期の遂行方法、スケジュール、課題解決の方法は書かれていない。公開されている事例からは読み取れません。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    業務委託料を前払いする仕組みを「画期的なシステム」「革新的サービス」と位置付けており、新しい分野であることがうかがえる。普及度の数字はない。

公的補助の必要性60%
  • 波及効果・雇用3

    運送業界の人手不足という社会的課題の解決につながると書かれており、国が補助する理由の一部がうかがえる。経済波及の数字はない。

  • 費用対効果2

    補助金額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は示されておらず、費用対効果はわずかにうかがえる程度である。

  • イノベーションへの貢献4

    業務委託料の前払いという新しいビジネスモデルを、専用システム「PAYS」で運送業界に提供する内容が具体的に示されている。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    「社会を再定義し未来へつなぐ」という理念が書かれているだけで、産業構造の転換に資する根拠は具体的でない。

  • 地域経済への波及1

    地域の特性を活かした付加価値や雇用創出についての記述は見当たらない。公開情報からは読み取れない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成30年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。