サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
大本染工株式会社
成果蒸し工程の所要時間 2,880分→60分
| 事業者名 | 大本染工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1975年 |
当社は昭和10年創業の染色加工会社で、スクリーン加工やインクジェットプリントなどデジタル加工を含む染色加工全般を請け負っている。主要顧客はアパレル業界で、サプライチェーンの多様化とグローバル化が進んでいる。ヨーロッパではスクリーン加工業者が減少し、当社への依頼が増加傾向にあった。
抱えていた課題
やったこと
既設の蒸機1台に加え、蒸機を1台増設して蒸し工程を完全内製化した。蒸機は台湾JUNG HONG社製を採用し、既設のイタリア製は保守や技術支援体制に難があることから台湾製を選んだ。装置の納入から立ち上げまでは期間内に完了させた。本事業の前後で、蒸し工程は外注で2日かかっていたものが内製化により60分に短縮された。最終の整理(糊の洗い流し)以外の工程を社内で完結できるようになった。
| 加工機 | 蒸機(台湾JUNG HONG社製) |
|---|
蒸し工程を内製化したことで、最適な蒸し条件による品質の安定化が図れる見込みとなった。最終整理以外の生産体制を自社で完結でき、短納期とコストダウンを同時に実現できるようになった。生産量も25%増加する見込みが立った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の手捺染から多様な加工技術への蓄積が書かれ、蒸し工程の内製化が事業の流れに沿うことは読めるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
ヨーロッパでスクリーン加工業者が減る一方で受注が増えている外部環境と、多様な加工設備やノウハウという強みが具体的に書かれている。
蒸機の外注で2日かかっていた工程を内製化で60分に短縮し、生産量25%アップの見込みと、課題認識が数字で示されている。
蒸し工程の所要時間が2日から60分に短縮され、生産量25%アップの見込みが示されているが、付加価値額の目標値は書かれていない。
人財育成として新人採用、OJTとOff-JTの組み合わせ、マニュアル整備が書かれており、体制の一部は読み取れるが、事務処理能力の記述は薄い。
多品種小ロットで低コスト・短納期を求める顧客ニーズや、多様な加工対応という選ばれる理由は読めるが、ターゲットの定量的裏付けは薄い。
台湾製蒸機の採用理由、突貫工事での立ち上げ、6月の不具合をオンライン支援で解決した経緯など、遂行方法と課題解決が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
スクリーン染色の普及が減少している中で技術を保つ点はうかがえるが、高付加価値化・高価格化を示す数字は書かれていない。
伝統工芸の捺染技術の承継と地域経済への寄与に触れているが、雇用創出や波及効果の数字は書かれていない。
生産量25%アップとコスト削減の見込みは示されるが、補助金投入額に対する費用対効果の数字は書かれていない。
ITによる生産指示のデジタル化やロス率・原価率の即時把握など、DXによる工程連携の記述はあるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
DXの推進や伝統技術の承継に触れているが、市場成長分野への進出や構造転換への言及はわずかにうかがえる程度である。
京都の繊維染色業として地域経済の発展に寄与する旨が書かれているが、地域特性を活かした具体的な付加価値の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は人財育成と IT 化による無駄のない生産体制の構築を進め、伝統工芸の捺染技術を継承しつつ地域経済の発展に寄与していく。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分