最新設備による生産力と社員の年間所得を向上させる事業
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分
岩本繊維株式会社
成果パジャマの1日裁断枚数 60枚→180枚
| 事業者名 | 岩本繊維株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 54人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1973年 |
主力はオーダーメイドのパジャマやカバー寝具などの寝具・ウェアで、企画・製造・販売が一体となった受注生産を行っている。補助事業前は売上の約65%が卸売りで、コロナ禍で自社販売チャネルの確保が喫緊の課題となった。
抱えていた課題
やったこと
補助事業では、オーダーメイドパジャマの裁断工程を効率化するため、オールインワンカットシステム(自動裁断機「E2-2000」、パターンスキャナー、CAD/CAMソフト)を導入し、型紙を電子化した。さらに、原反を自動でセットできる「原反スロット」を自社開発してシステム化したカバー製造用の自動裁断機「E4-2000」を別枠で導入し、カバー寝具の裁断も機械化した。これにより作業が標準化され、裁断工程の効率化と生産能力の強化を図った。
| 加工機 | オールインワンカットシステム(自動裁断機「E2-2000」、パターンスキャナー、CAD/CAMソフト) |
|---|---|
| 加工機 | カバー製造用自動裁断機「E4-2000」(自社開発の原反スロット付き) |
新しい製品・サービス:オーダーメイド寝具の直販ビジネス「つくるカバー」
裁断工程の機械化と型紙の電子化により、パジャマやカバー寝具の裁断枚数が大幅に増え、生産能力が大きく向上した。オーダーメイドでも短納期で納品できるようになり、他社との差別化につながった。生地ロスが減って歩留まりが向上し、原価も削減できた。作業の標準化により新人でも高い生産性を発揮できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存のオーダーメイドパジャマ事業を拡大する流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けを示す記述は具体性が薄い。
一枚から受注できる多品種少量体制と、ネット直販の高評価(5つ星80%)を強みとして示しており、競争優位の根拠が具体的。
裁断は1日60枚が限界だったが180枚に対応、受注データ入力も100件15分と数字つきで課題と解決策が結びついている。
裁断枚数が60枚から180枚、カバー寝具は80枚から200枚、生産能力3倍など目標と実績が数値で示されている。
3〜5年育成の職員や新人の活用は書かれているが、事務処理や推進体制の詳細は記述が薄い。
オーダーメイドの顧客ターゲットやお客様の声、5つ星評価などニーズの裏付けが具体的に書かれている。
海外展開に向けた取組に触れているが、スケジュールや検証方法の記述は限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
1枚からのオーダーメイド寝具と独自開発の原反スロットなど、同分野で高付加価値化を図る内容が具体的。
地域雇用や波及効果への言及はほとんどなく、国が補助する積極的理由はわずかにうかがえる程度。
年間約210万円の生地ロス削減や生産能力3倍など、投資額に対する効果が数字で示されている。
自動裁断機やCAD/CAMなどデジタル技術の活用は読み取れるが、業界全体への波及効果の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
京都の繊維事業者である点はうかがえるが、地域の特性を活かした雇用創出への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外展開で好循環を生み出せないかと考え、インターネットでの仕掛けづくりに取り組んでいる。
ボトルネックとなっていた柄合わせ裁断工程と玉縁製作工程に、最新の自動裁断機と自動玉縁機を導入した。
効果:玉縁ポケットのゲージ交換時間 90分→45分
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
急速冷凍庫(ラック式ショックフリーザー)を導入し、従来の冷凍庫では14〜16時間程度を要していた生まんじゅうの冷凍を4時間で行えるようにし…
効果:冷凍時間 14時間→4時間