テレマティクスを活用した車両メンテナンス管理システムの開発
ものづくり補助金を活用し、走行距離などを車両に搭載した車載装置とスマートフォンで自動的にサーバーへ送るIT管理システムを構築した。
株式会社アートオート
成果客先への訪問回数 2往復→1往復
| 事業者名 | 株式会社アートオート |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県 朝来市 |
| 業種 | 自動車整備業 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1993年 |
但馬地域では自動車は生活必需品の一部であり、多くの所有者が冬季の降雪に備えてスタッドレスタイヤへの交換を整備工場やカーディーラー、タイヤ販売店等に依頼する。ピーク時には長蛇の列ができ、作業完了まで数時間待ちとなるケースも少なくない。当社でも顧客から200台超の車のタイヤを預かって交換作業にあたっているが、多い時には1日50台もの作業をこなしていた。
抱えていた課題
やったこと
アイスクリーム販売店の移動販売車を改造した業者に、当社専用のメンテナンスカーの設計を打診した。タイヤ交換を行う車両への改造は初めてとのことだったため、タイヤの積み下ろしの利便性やオイル交換等の付帯サービスのためのスペースの確保など必要な機能を要望として伝え、設計・製作に臨んだ。ベースはエーストラックで、電動リフト、タイヤラック設置スペース、エアチャックやオイルジョッキの取り出し口、収納型テント等を備えたオールインワンの車両が完成した。これにより、タイヤ交換のみならず、オイルやライトバルブの交換といった様々な作業を客先において一人の作業員で完結できるようになった。導入当初は真っ白だったボディに2020年2月にペインティングを施し、大きくロゴマークを入れた。
| その他 | メンテナンスカー(エーストラックベース) |
|---|---|
| その他 | 電動リフト |
新しい製品・サービス:メンテナンスカーを活用した出張タイヤ交換サービス
メンテナンスカー導入により、引き取り・納車業務や来店でのタイヤ交換作業が劇的に減少し、従業員の減員があっても作業のしわ寄せによる残業は皆無となった。働き方改革が進み、従業員に心身のゆとりが生まれて作業品質も向上した。一度の訪問で複数台の作業を完了できるようになり、代車の貸し出し回数も6〜7割減るなどコスト面でも大きな削減効果があった。走行中の目立ちやすさから走る広告塔として機能し、社長が客先で顧客と直接対話することで新車購入に結びつくこともある。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
自動車整備業として活動してきた中で、繁忙期の生産性向上を課題として明示し、出張タイヤ交換サービスを取り組みとしている。経営戦略上の位置付けは一部読み取れる。
顧客からの200台超の預かりや地域の必要性に触れ、地域一番店をめざすと記す。強み3点は挙げられているが、競合との比較は書かれていない。
繁忙期の1日50台の作業や毎日2〜3時間の残業が課題と具体的に示され、メンテナンスカー導入で出張サービスにより解決を図る計画が読み取れる。
残業が皆無になったことや代車貸し出しが6〜7割減ったことは示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員全員が有資格者と記され、社長自ら出張サービスを担う体制が書かれている。ただし従業員5人の規模で補助事業の事務処理体制は読み取れない。
顧客の要望に応じた出張タイヤ交換、地域の必需性、顧客との対話によるニーズ把握が書かれている。顧客ターゲットの定量的整理は薄い。
導入当初の仕様変更や2020年2月のペインティングは書かれるが、中長期の検証や遂行スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
移動式のタイヤ交換車両を自社仕様で作った点は書かれるが、分野の普及度や高付加価値化の水準を示す記述は乏しい。
地域の生活必需品である自動車の整備を支える点はうかがえるが、波及効果や雇用創出の数値は示されていない。
導入後に客先訪問が2往復から1往復になり、代車貸し出しが6〜7割減ったと具体的な削減効果が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
但馬地域の生活必需品としての自動車整備を担い、地域一番店をめざすと記す。地域経済成長への寄与は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
お客様から頂く笑顔が社員の笑顔になる
公式の事例集より(原文のまま)
ものづくり補助金を活用し、走行距離などを車両に搭載した車載装置とスマートフォンで自動的にサーバーへ送るIT管理システムを構築した。
新たなペット火葬炉SP-45を導入した。
効果:火葬時間 90分→30分
支柱の間隔が広い門型2柱リフトワイドを2式と低床式エアーガレージジャッキを1台導入し、旧型リフト2台と入れ替えた。
効果:タイヤ脱着工程の順番待ち時間 100分/日→15分/日