回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社プチシャトー
| 事業者名 | 有限会社プチシャトー |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 長門市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 22人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1888年 |
当社は明治21年に山口県長門市で創業し、昭和54年に法人成りした。和菓子とパンの製造販売を行う長門本店と、萩の洋菓子店の2店舗で事業を行っている。洋菓子部門は平成元年の開業以来堅実に売上を伸ばし、萩市・長門市では洋菓子店として最大規模の店舗となっている。商圏の山口県北部では明治維新150周年や元乃隅神社の影響で観光客が増加している。
抱えていた課題
やったこと
エルドール銀座で習得したアイスキャンデーの製造技術と、高級原材料や地域特産の夏みかんなどの仕入ルートを活かし、主に観光客をターゲットに高級ジェラートとアイスキャンデーの製品化を進めた。導入した設備はパステライザー、ジェラートマシン、アイスキャンデー製造機である。パステライザーは加熱殺菌から冷却までを自動で行い、衛生的に大量の原液を製造する。ジェラートフリーザは処理したジェラート・ベースを滑らかに凍結させる。アイスキャンデー製造機は処理したアイスキャンデー・ベースを衛生的に短時間で凍結させる。「萩逸品コンペティション2018」最優秀賞のクッキー・チョコレートの酒粕シリーズのアイデアも開発に活かした。
| 加工機 | パステライザー |
|---|---|
| 加工機 | ジェラートマシン |
| 加工機 | アイスキャンデー製造機 |
新しい製品・サービス:賞味期限のないアイス菓子(高級ジェラートとアイスキャンデー、酒粕を使ったジェラートなど)
高級ジェラートとアイスキャンデーを大量生産できるようになり、地元食材にこだわった高級アイス菓子を観光客に提供している。賞味期限のない製品を夏場に生産できるため、生産負荷が平準化され生産性が向上した。作業時間の短縮や衛生面の向上、品質向上も図られた。今後は商圏の拡大につなげ、高級品を作る製造技術と原材料の入手ルートを活かして主力事業にしていく考えである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
エルドール銀座で習得したアイスキャンデー製造技術と高級原材料・夏みかん等の仕入ルートを持つと書かれ、過去の取組との関連は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的でない。
元乃隅神社への観光客が100万人を超え商圏の観光客が増加していると記載があり、地域特産品と高級志向の強みも示されている。
学校給食が休みになる夏場の売上減少という課題を認識し、賞味期限のないアイス菓子で生産負荷を平準化すると記されている。
生産性向上は述べられているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
専務取締役の名前はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的記述は読み取れない。
高級ジェラートとアイスキャンデーを観光客向けに提供し、地元食材と酒粕シリーズを活かすとあるが、ターゲットや選ばれる理由の裏付けは薄い。
今後の展望として商圏拡大と主力事業化が述べられているが、スケジュールや課題解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
賞味期限のない高級ジェラートやアイスキャンデーを開発したとあるが、市場での高付加価値化の水準は数字で示されていない。
地域の特産品や観光客増加に触れるが、波及効果や雇用創出など国が補助する理由は明示されていない。
大量生産が可能になったと記されるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数字は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
山口県北部の地域特産品と観光客増加を活かした高級アイス菓子の取組とあり、地域特性の活用は読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回取り組んだアイス菓子は賞味期限がない製品であり、商圏の拡大が可能になる。今後は高級品を作る製造技術と原材料の入手チャネルを持つ当社の主力事業としていきたい。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。