高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社弘津工業
成果1カ所あたりの加工時間(50A) 300時間(単位未記載)→30時間(単位未記載)
| 事業者名 | 株式会社弘津工業 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 周南市 |
| 業種 | 設備工事業 |
| 技術分野 | 精密加工,立体造形 |
| 従業員数 | 13人 |
| 設立 | 2013年 |
同社は2013年に法人化した樹脂配管専門の工事会社で、塩ビ及びFRP樹脂配管の工事を主に行っている。主な納入先は化学メーカーや化学コンビナート群の工場、化学会社で、耐酸・耐人樹脂の配管工事を得意としている。その後、管工事全般やプラント工事へと業務の幅を広げてきた。
抱えていた課題
やったこと
全層高耐触特殊積層管専用の電動式テーパーカッターをパイプサイズ別に合計4台導入した。これまで手動で行っていたテーパー加工を電動式に変えたことで、加工時間の短縮と加工精度の向上を図った。加工時間は50Aで300から30、75Aで420から42、100Aで600から60へと、いずれも約1/10に短縮された。また、継手の接合までの時間も短くなり、継ぎ目の強度向上にもつながった。さらに、メーカーとしてFRP樹脂管の成形を行う準備も進めている。
新しい製品・サービス:FRP樹脂管の成形(2023年3月から本格稼働の予定)
電動式テーパーカッターの導入により、加工時間が大幅に短縮され、生産性が向上した。加工精度も上がり、個々の経験に頼らず安定的に品質を確保できるようになった。毎回のリース代が不要になり、コスト削減につながった。顧客の要望に即座に対応できるようになり、チャンスロスを防げる体制が整った。
新事業進出・ものづくり補助金
2013年の法人化以来、樹脂配管工事を主軸に塩ビ・FRP配管からプラント工事へ業務を広げてきた流れが明確で、設備投資も一貫している。
全層高耐触特殊積層管のテーパー開先加工に対応できる会社は限られ、全国から問い合わせが増えたと、市場と自社の希少な強みが結びついている。
リース機の期間不一致で受注を逃していた課題を認識し、電動機4台の導入で即応体制を整え、高付加価値の内製化につなげている。
1カ所あたりの加工時間が300秒から30秒など1/10に短縮されると示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は記載がない。
代表者の経歴と法人化、従業員13名の体制は示されているが、補助事業を担う人材配置の具体的記述は限定的である。
主な納入先の化学メーカーが特殊積層管を仕様指定しており、顧客ニーズの裏付けと受注機会損失の解消が明確に整理されている。
2023年3月からの本格稼働予定、営業所の設置、半導体や医薬への展開など、時期と遂行方法が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
特殊積層管の専用電動式テーパーカッターは手動では困難な新たな取組で、県内のリーディングカンパニーを目指すとしている。
新たな雇用の創出や地域雇用につなげたいとあり、地域への波及効果が国が補助する理由として読み取れる。
加工時間が1/10に短縮され、リース代が不要になるなど、投入額に対する効率化とコスト削減の効果が示されている。
技術力の維持・継承や品質の安定化に触れているが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献の記述は弱い。
化学分野から半導体や医薬、食品へ視野を広げる方向性はあるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
山口県の化学コンビナート群の需要を活かし、宇部市に営業所を設けて西部へ受注拡大し、地域雇用の創出を目指している。
製造を内製化することで収益の安定化を図り、地域雇用の創出につなげたいと考えている。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
i-Construction対応の3D建機(油圧ショベル)を導入し、ペイロード機能を搭載した。