最新製版機の導入による効率化とコスト削減
生産能力が現有製版機の約3倍となる最新製版機を導入し、製版工程の生産性向上と、それに伴う製版作業の残業低減を図った。
効果:製版機の生産能力 1倍→3倍
株式会社オーキッド
成果生産性(裁断) 1倍(ハサミ比)→10倍(ハサミ比)
| 事業者名 | 株式会社オーキッド |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 31人 |
| 設立 | 1988年 |
当社は刺繍加工を主力とし、WEBからの受注決済システムの開発・導入や、刺繍と二次加工を組み合わせた「ハイブリッド刺繍」など独自性の高い商品を提供してきた。オリジナルブランド「せと刺織り」はアパレルやインテリアなど他業界からも高い関心を得た。一方で、業界の市場規模減退やプリント加工の台頭、技術者不足などにより、事業を安定かつ持続させることが困難になってきていた。
抱えていた課題
やったこと
刺繍機以外の付帯設備である自動裁断機を導入し、自社の既存裁断機では加工が難しかった綿生地や革への加工を可能にした。生地をセットするだけで操作でき、複数枚の縫製生地や厚みのある商材もカットできるため、量産化と生産性向上を図った。効率的な製造ラインとなる位置に機械を設置し、操作講習を受けた後にテスト加工を実施した。物理刃による精密な自動裁断により、生産性はハサミで裁断していた時の10倍以上となった。綿の生地や紙類、革などをパターン化して専用ソフトでカットパターンを自由に配置変更でき、いびつな形の生地でも無駄なく使い切れるようになった。
新しい製品・サービス:刺繍とプリントを組み合わせた独自の加工方法「せと刺繍」を用いた商品があり、繊細な文字やグラデーションを光沢感と立体感のある仕上がりで表現できる。
自動裁断機の導入により、裁断の生産性はハサミ作業の10倍以上となり、量産化と生産性の向上が実現した。綿や革などの生地を効率的にロスなくカットできるようになり、原価削減につながった。精度の高いサンプルを顧客に直接示せるようになり、提案力と営業力が強化された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
刺繍加工を得意とする事業の延長として、生産性向上・原価削減・自社企画力の補強を図る計画と読めるが、経営戦略上の位置付けの詳細は書かれていない。
既存業界の市場規模減退や海外流出を外部環境として示し、独自の刺繍技術や「せと刺繍」など自社の強みを踏まえた導入内容になっている。
価格競争や技術者不足という課題認識はあるが、高付加価値化・成長に向けた数値目標や具体的な事業計画は読み取れない。
生産性がハサミ裁断の10倍以上と数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、実現可能性の根拠は薄い。
操作講習を受けテスト加工を実施したとあるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力について記載は少ない。
顧客への精度の高いサンプル提示や、他社にない独自加工の価値、他業界からの関心など、選ばれる理由が具体的に書かれている。
導入後の効果は述べられるが、中長期の課題検証や遂行スケジュールについてはうかがえる程度である。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
「せと刺繍」など独自加工を提供し、他社にない独自性が高いと述べられるが、分野の普及度や高価格化の数値は示されていない。
地域の繊維産業や雇用への波及効果への言及はわずかで、国が補助する積極的理由は読み取りにくい。
生産性10倍や原価削減の効果は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
自動裁断機の導入は示されるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開情報では判断できません。
瀬戸内で生まれた刺繍製品や地域の技術伝承に触れており、地域の特性を活かす事業とわずかに読み取れる。
今後さらにブランディングを強化し、「せと刺織り」と同様に世界への躍進を目指す。
生産能力が現有製版機の約3倍となる最新製版機を導入し、製版工程の生産性向上と、それに伴う製版作業の残業低減を図った。
効果:製版機の生産能力 1倍→3倍
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
NC付プレスブレーキ機を導入し、熟練が必要な旧型機種からの置き換えを行った。