サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
有限会社 サンポウ
成果裁断工程数 6工程→5工程
| 事業者名 | 有限会社 サンポウ |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 阿賀町 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 37人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2006年 |
有限会社サンポウは高級婦人服の裁断・縫製を手がけている。国内アパレル製造業は手作業に依存する部分が多く機械化が難しい産業である。消費者ニーズの多様化により多品種少ロットの流れが年々強まる一方、少品種の大量生産品は中国やアセアン地域へ生産拠点が移り、国内は一段と厳しい条件に置かれている。
抱えていた課題
やったこと
高速自動裁断機(㈱川上製作所製カワカミ自動裁断機 GP-50G-3S)を導入した。バキューム圧の自動制御、ナイフ摩耗の自動計測・補正、自動速度調整、ナイフナビゲート、3連ポンチ装置、上下ダブルカム仕様などの省力化技術を備える。エッジコントロールシーマー(JUKI㈱製 AE-200ALA、2連ペダル仕様)も生産ラインに導入し、異種曲線生地の合わせ縫いを可能にした。あわせて従業員の多能工化を進めた。
| 加工機 | カワカミ自動裁断機 GP-50G-3S(㈱川上製作所製) |
|---|---|
| 加工機 | ジューキエッジコントロールシーマー AE-200ALA(JUKI㈱製、2連ペダル仕様) |
裁断工程が1工程減り、裁断部門の3人を縫製や仕上げ・検品へ配置できるようになった。難素材の1ロット裁断時間が大幅に短縮し、縫製部門の生産枚数も平均2.47倍に改善した。作業者が複数の工程を担える体制が整い、生産ライン全体のスピードアップと多品種少ロットへの柔軟な対応が進んだ。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
手動裁断設備の非効率が課題とされ、高級婦人服の生産強化に関係づけられているが、過去の取組との連続性は明示されていない。
多品種少ロット化や海外シフトの外部環境に触れ、多能工化と高品質受注を強みとして挙げているが、競争優位の定量的根拠は薄い。
裁断1ロット720分から124分(82.8%短縮)、裁断人員7人から4人と数字で課題解決効果が示され、生産性向上の実効性が高い。
生産性は対前年1.6倍、縫製生産枚数2.47倍と数値目標・実績が示されているが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
多能工化の人材育成や配置転換の方針は書かれているが、事務処理や遂行体制の詳細は読み取れない。
多様化する難素材や高品質受注の方向性は書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の具体性は薄い。
導入後の裁断ライン確立や配置転換の方針はあるが、中長期のスケジュールや課題解決の段階的方法は明確でない。
公開されている事例からは読み取れません。
難素材の裁断という分野は示されているが、普及度や高水準の高付加価値化を裏付ける記述は少ない。
国内アパレル製造業の機械化困難性や雇用・技術伝承に触れているが、経済波及効果の数値的根拠は示されていない。
設備投資による工程短縮や人員削減の効果は数字で示されるが、補助金額に対する費用対効果は書かれていない。
自動裁断機やエッジ制御シーマーの導入は示されるが、先端デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は限定的。
国内アパレルの機械化と多能工化による構造的課題への対応がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
地域の雇用や地域経済への言及はわずかで、新潟県内の地域特性との結びつきは読み取りにくい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
裁断量と加工時間の短縮による新しい裁断・縫製ラインを軌道に乗せ、多能工化と生産性向上を進める。機械装置とオペレーターが一定水準に達することで高齢化への対応と技術伝承も図り、新規雇用につなげる。対前年売上1%増加を目標にしている。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
平成27年1月に新型タレットパンチプレス(タレパン)を1台導入した。
効果:加工可能サイズ(長辺) 1,829mm→2,438mm
平成29年3月にマシニングセンタ(Mazak VCN-430A)を導入し、切削工程を社内で一貫して行う体制を構築した。
効果:マシニングセンタの稼働状況 100%→150%