下水道維持管理における複数会社リアルタイム総合管理システムの開発
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
山根建設株式会社
| 事業者名 | 山根建設株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 高松市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 13人 |
平成28年より、いち早くICT化に取り組んできた当社は、短納期化や高品質化が高く評価され受注が大幅に増加した。中四国地区などでの相次ぐ災害や物流工事・宅地開発の隆盛により、地元の中堅土木工事会社の多くは受注余力がなくなっていた。そうした中で当社には多くの引き合いが集まったが、人材不足も重なって受注機会を逃していた。
抱えていた課題
やったこと
竣工前の工事現場で『3Dレーザースキャナ』により測量を実施した。計測データは手元のコントローラに自動的に表示されるため、その場で成果物を確認できる。データを送った事務所のPCで自動合成され、3D図面が完成する。広大な測量には無人航空機(ドローン)と、設計工程に用いる写真解析ソフトを導入し、3次元測量と3次元データ作成のテスト測定を行って性能を検証した。その結果、ドローンと写真解析ソフトでも3Dレーザースキャナと同様の高い効率と精度が確認でき、いずれも実測値に近いものが得られた。
現場での作業時間が短縮され、作業が簡素化されたうえ、確認機能により高い精度も確認できるようになった。新人でもモニターを見ながら熟練工と同じ仕事ができ、丁張や検測も不要になったため人手がかからず、工期は半分になった。作業効率や安全性が評価され、大型案件の依頼も増えてきた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
ICT化に平成28年から取り組んできたと書かれ、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けまでは明記されていない。
短納期化・高品質化の評価で受注が大幅に増えた一方、測量・設計工程の能力不足で受注機会を逃したとあり、強みと弱みの記述はあるが定量的ではない。
測量・設計工程の外注によるコスト増と納期の課題を明示し、3Dスキャナ・ドローン・写真解析ソフトで内製化する具体的な対策が書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。工期が半分になったという効果は記載があるが、目標値としての設定ではない。
新人でもモニターを見ながら熟練工と同じ仕事ができると書かれ、人材面の見通しはあるが、体制の具体的な人数や役割までは書かれていない。
顧客からの引き合いや大型案件の依頼増が書かれ、選ばれる理由として短納期化・品質が挙げられているが、ターゲットの整理は薄い。
ICT化の実施順序や段階は書かれているが、スケジュールや課題解決の方法を検証した形跡は限定的である。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ICT建設機械や3Dスキャナ活用は地元土木会社との比較で差別化の材料になっているが、普及度や高水準の高価格化についての記述は薄い。
災害や物流工事・宅地開発の隆盛で地元業者の受注余力がなくなっていると書かれ、地域の需要に応える理由はうかがえる。
工期が半分になり人員増なしで生産性を高めたと書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
3Dスキャナ、ドローン、写真解析ソフトを組み合わせ、ICT化で地域の土木工事の生産性向上に取り組む点が具体的に書かれている。
ICT建設や3D測量の導入が書かれるが、市場成長分野への進出や日本経済の構造転換との関係は明示されていない。
中四国地区での災害や宅地開発による地域需要と、地元中堅企業の受注余力低下が書かれ、地域特性との関連がうかがえる。
トータルでのIoT化を進めて、さらなる差別化を目指す。
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
溶融炉を従来の重油窯から電気窯に変更した。
効果:月の燃料費 100万円→50万円