高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
日興食品株式会社
| 事業者名 | 日興食品株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 佐賀市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,材料製造プロセス |
| 従業員数 | 180人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1956年 |
創業以来、佐賀県及び九州各県の農産物・水産物を原料に缶詰を製造してきた。みかんの缶詰は主力商品のひとつである。海外製品の流入やインターネット等による流通の変化、消費者の嗜好の多様化が進んでいる。後継者不足による離農で原料確保が難しくなってきている。
抱えていた課題
やったこと
高解像度カメラとレーザーの複合センサーで、コンベア上のみかん果肉に含まれる異物・次雑物・ブロークンを検知する果肉選別機を導入した。次雑物は除去し、ブロークンを全形粒と区分してピックアップできるようにした。コンベアの速度や水量、冷却装置、エアーの強度、洗浄時の水圧を調整し、果肉を潰すことなく作業できるようにした。カメラ・レーザーのレベル設定を行い、温州みかんの早生種や甘夏みかんの品種ごとに設定登録し、シーズンを問わず対応できるようにした。機械処理の後は少人数による目視で最終選別を行う体制に移行した。
果肉選別機の画像処理により、次雑物の廃棄やブロークンのピックアップが可能になった。機械処理後の目視最終選別に移行したことで、外皮剥きなど他の作業に工数を振り分けられるようになった。繁忙期でも複数の製造ラインを同時に稼働できるようになり、生産量が上がった。各工程の製造時間を平均化し、作業者の負担軽減と選別精度の向上により不良率も低減した。
新事業進出・ものづくり補助金
創業以来の缶詰製造とみかん缶詰が主力商品である点を踏まえ、果肉選別の省人化を既存事業の延長として位置付けている。
除去・選別の精度向上と季節を問わない対応が書かれ、原料確保が難しい中で自社の強みを活かす内容になっている。
人手がみかん選別に集中しパウチラインが休眠する課題を明示し、果肉選別機で工数を再配分して複数ラインの同時稼働を実現している。
生産量を上げると述べるが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数字が示されておらず、実現可能性は薄い。
機械処理後に少人数で目視最終選別する体制へ移行し、工程間の人員配分を見直したことが具体的に記載されている。
選別の精度向上と品種別設定によるシーズン対応を述べ、安全で均質な商品の提供という顧客価値が整理されている。
コンベア速度や水圧などの調整を経て果肉を潰さず作業できるようになった経緯が示され、課題解決の方法が明確である。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
みかん缶詰やパウチ製品の市場環境に触れているが、高付加価値化や高価格化を図る内容としての記述は薄い。
後継者不足による離農と原料確保の困難に触れ、農業を支えて地域の6次産業化に寄与する波及効果が示されている。
不良率の低減や工場全体の工数配分の改善に触れるが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
画像処理やレーザーセンサーを用いた選別機を導入しているが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は限定的にしか書かれていない。
公開情報では判断できません。
佐賀県の農産物を原料とし、地域農業者との連携や雇用創出を掲げ、地域の中核企業として経済成長を牽引する姿勢が読み取れる。
缶詰びん詰業界の環境変化に対応するため、拡大するパウチ市場へ本格参入できる機能を保持していく。後継者不足の農業を支えるため、雇用拡大と仕入れ価格への転化を行い、JAや農業法人と連携して地域のネットワーク化を進める。農業の6次産業化も視野に入れ、地域の中核企業として農水産業の活性化に寄与していく。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
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