防災・予防保全につながる設備投資及び技術力の向上を基にした革新的サービスの提供
電磁波レーダーの調査体制を強化するため、新たな周波数の270MHz、900MHz、2,600MHzのアンテナを導入した。
効果:液状化判定に要する期間 14日→3日
株式会社有明エンジニアリング
成果基準点測量の所要時間 90分→30分
| 事業者名 | 株式会社有明エンジニアリング |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 佐賀市 |
| 業種 | 技術サービス業(他に分類されないもの) |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1965年 |
当社は昭和40年の設立以来、測量業を皮切りに総合建設コンサルタントとして、道路・河川・橋梁・下水道・砂防施設などの建設・補償コンサルティング、地質調査業、一級建築士事務所の業務を手がけている。防災対策や災害時対応のノウハウがあり、県の災害協力会社に指定されている。近年は地震や豪雨被害の多発により復旧工事や防災対策、災害時の緊急対応の重要性が高まっている。佐賀県内で大規模工事に必要な地質調査業・補償コンサルタント業務まで同時に受注できるのは、同業他社のうち当社を含めてわずかである。
抱えていた課題
やったこと
GNSS測量(人工衛星から送信される電波を利用する測位方式)による基準点測量を実現するドローンおよびトータルステーションと解析システムのセットを導入した。トータルステーションの基準点を1カ所設置すれば衛星から緯度・経度・高さの情報を取得でき、国土交通省が国内に複数設置した電子基準点と新設備のリンクによる基準点観測が可能になった。あわせて3Dレーザースキャナーも導入し、面的な点群座標を短時間で大量に取得できるようにした。
| 検査測定 | ドローンおよびトータルステーションと解析システムのセット(GNSS測量対応) |
|---|---|
| 検査測定 | 3Dレーザースキャナー |
ドローンとGNSS測量システム、スキャナーの併用により、距離・高さ・角度の情報を最初から3Dデータで取得できるようになった。基準点測量の所要時間は90分から30分に短縮され、広範囲を一度に測量できる体制により現地測量と路面測量を同時に行えるようになった。危険な現場の測量も安全かつスムーズに実施でき、作業の効率化や生産性向上、作業者の満足度向上にもつながっている。今後は測量のリードタイム短縮により受注可能な案件が増加する見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の測量の課題を解決するため導入したと書かれ、設立以来の測量・設計事業の延長線上にあると読み取れるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。
県の災害協力会社指定や大規模工事に対応できる同業者が少ないことが示され、強みと市場環境を踏まえた競争優位の記述がある。
基準点測量が90分から30分へ、現地・路面測量が300分から60分へ短縮と数字で課題と効果が示され、受注件数増の目標もある。
測量時間の短縮実績が数字で示され、受注増を目標にしているが、付加価値額や賃上げの具体的目標値は書かれていない。
技術部門での新規雇用と体制強化の計画が書かれているが、人数や事務処理体制の具体は示されていない。
災害対応ニーズの高まりや有明海沿岸道路などの受注対象は示されるが、顧客ターゲットの整理や選ばれる理由の詳述は薄い。
今後の受注計画や航空レーザー導入の構想はうかがえるが、中長期の遂行方法やスケジュールの具体性は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
3Dデータ取得を一度に行う測量体制は他社と差別化できる点として書かれるが、分野の普及度や高価格化への言及は明確でない。
災害対策ニーズへの対応や県の災害協力会社としての役割が書かれ、公共性の理由はうかがえるが、経済波及効果の数値は示されない。
投資に対し測量時間が大幅短縮され、所要時間が一部で75%以上減ると数字で示されており、費用対効果が読み取れる。
GNSS測量とドローン、3Dレーザースキャナーを組み合わせたDX化で、将来的に航空レーザー導入も視野に入れると書かれている。
DX社会の実現への挑戦が触れられるが、日本経済の構造転換への言及は明確でない。
県・市町村のインフラ整備や佐賀県内の災害対策を担う地域事業として書かれているが、地域経済成長への効果は具体的でない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は官公庁や国土交通省佐賀国道事務所などからの入札による有明海沿岸道路の工事、佐賀県内の河川の工事といった大規模工事の調査・測量設計の受注をめざす。今後一層高まると予想される災害対策ニーズによる案件も積極的に受注する方針である。技術部門で新規雇用を行い体制を強化し、ゆくゆくはより性能の高い航空レーザーを導入するなど、DX社会の実現に向けた挑戦も視野に入れている。
人を大切にしなければ、会社は成り立ちません。
公式の事例集より(原文のまま)
電磁波レーダーの調査体制を強化するため、新たな周波数の270MHz、900MHz、2,600MHzのアンテナを導入した。
効果:液状化判定に要する期間 14日→3日
平成26年度ものづくり補助金を活用し、長野県下初となるオートアナライザー(連続流れ分析装置)を導入して、環境負荷物質の測定を手分析から全自…
平成28年の補助事業で、一面せん断試験を効果的に活用・普及させるため「改良型一面せん断試験機」を開発した。