高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社塚本鐡筋(株式会社塚本鐵筋)
成果加工時間 25分→15分
| 事業者名 | 株式会社塚本鐡筋(株式会社塚本鐵筋) |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 佐賀市 |
| 業種 | 職別工事業(設備工事業を除く) |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 27人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1934年 |
昭和9年の創業以来、3代にわたって地元の大型建造物や道路などの鉄筋工事に携わり、棒鋼などの鋼材を加工して接合・組み立てを行う鉄筋加工組立業を営んでいる。高強度・太径の主筋加工にも対応できる高い技術を持ち、新工法を積極的に取り入れて高水準の施工を実現してきた。一方で、3DCADの進展により構造物の複雑化・高品位化が進み、複雑な加工を高い精度で求められるようになっている。
抱えていた課題
やったこと
東陽建設工機の主筋自動曲装置TBM-41-1ASを導入し、手作業で行っていた曲げ工程を含む基礎工程と仕上げ工程をプログラム制御により自動化した。本装置はコンピューター制御でミリ単位の正確な曲げ加工ができ、高負荷な加工にも対応できる。曲げた回数を自動的にカウントするためミスの減少が見込める。基礎曲げ工程と仕上げ曲げ工程を1工程に集約でき、主筋の同時複数加工も可能で、既存設備との連携もできる適度なスペックであったことが導入の決め手となった。両アンカー形状やST形状の加工を自動化し、同一径の鉄筋であれば複数を同時に曲げ加工できるようにした。
新しい製品・サービス:太径主筋の自動曲げ加工(NC工法)
加工工程の自動化により、加工時間の短縮と1日あたりの生産量の増加を実現し、生産性が向上した。2人で行っていた加工を1人で行えるようになり、省人化も進んだ。納期は3日短縮された。加工が熟練度に関わらず行えるようになったため、外国人労働者でも容易に作業できるようになり、外注に頼らない生産を行う目処が立った。
新事業進出・ものづくり補助金
昭和9年創業以来3代にわたり鉄筋工事に携わり、既存の新工法導入の取組を踏まえ、NC工法導入を位置づけている。
複雑な曲げ加工に対応できる業者は少ないと認識し、太径主筋加工の技術と設備を強みとして受注拡大を狙う整理がある。
複雑加工の手作業依存による品質ムラや既存設備の加工パターン限定を課題として整理し、加工時間25分を15分に短縮する対策を示している。
加工時間合計25分から15分、1日の生産量1000本から1500本、納期3日短縮と具体的な目標・実績が示されている。
既存設備との連携が可能で、熟練度に関わらず外国人労働者でも作業できる体制を示し、人材育成も計画している。
高精度で耐震性能の高い鉄筋を求めやすい価格で提供し、公共事業の大手ゼネコンや地域中小企業をターゲットとして明示している。
基礎曲げと仕上げ曲げを1工程に集約する方法や、外国人を含む若手従業員の活躍体制を推進する計画が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
複雑な曲げ加工に対応できる業者は少ないと述べ、同分野で高付加価値の太径主筋の複雑加工に特化している点が読み取れる。
重要都市インフラの再開発需要に応え、地域社会の安全に貢献する点や、新たな人材育成・雇用の取組が示されている。
加工時間の短縮と1日あたり生産量の増加、2人作業を1人で行える効率化が示されているが、補助金額に対する費用対効果の数字は少ない。
NC制御による自動曲げ装置の導入で、外注に頼らない生産体制を目指し、外国人労働者も含む作業環境を広げている。
建設業界の人手不足の克服や都市インフラ整備への貢献に触れるが、市場成長分野への進出や構造転換との関係は薄い。
地元で3代にわたり地域の大型建造物や道路の鉄筋工事を手がけ、地域社会の安全に貢献する点が示されている。
公共事業を手がける大手ゼネコンや地域に根付いた中小企業を対象に、高精度で耐震性能の高い鉄筋製品を求めやすい価格で提供し、複雑な曲げ加工に対応できる技術と設備を生かして受注拡大を目指す。今後も外国人を含む若手従業員が活躍できる体制を推進し、人材育成を続けるとしている。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%