高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社中村建設工業
成果バックホーを使用した中間処理の効率が20%ほど向上
| 事業者名 | 株式会社中村建設工業 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 上北郡東北町 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
当社は土木工事を主体とする建設工事業のほか、工事現場などで発生したアスファルト殻やコンクリート殻を砕いて再生砕石として販売するリサイクル事業を行っている。平成25年からは太陽光発電事業にも取り組んでいる。RC-40規格品は公共事業での使用が認められており販路が広く、需要が高い。再生砕石の製造には建設用重機(バックホー)が必要で、ディーゼルエンジンのエネルギー効率を高める仕組みが求められていた。
抱えていた課題
やったこと
廃棄物処理現場で主に使用されるバックホーについて、稼動時の余剰運動エネルギーを活用して自動充電できる仕組みと、油圧エネルギーを効率的に活用できる供給構造を開発した。従来の2ポンプ・2バルブ方式を3ポンプ・3バルブ方式に変更し、従来よりエネルギーを有効に使えるようにした。今回のバックホーはメーカーとの共同開発で、当社で実際に作業を行い、オペレーターのストレスなく効率よくエネルギーを使える仕組みの実現につなげた。
新しい製品・サービス:低コストで効率よく稼働する重機駆動システム(バックホー)
中間処理の効率が向上したことで、アスファルト殻の受け入れ量と再生砕石の生産量が増加した。ディーゼル燃料の使用量が減り、CO2排出量も減少して環境配慮にもつながった。RC-40規格品を製造・出荷できる体制が確立され、開発から5年でリサイクル事業が黒字化した。品質向上により買い取り量が増え、販売時も高シェアを得られる好循環が生まれた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
リサイクル事業は建設業と並ぶ柱で、経営理念「リサイクルを通じて地域への貢献と環境の共生」に沿った取組と読み取れる。
規格品RC-40は公共事業で使え販路が広いとあるが、需要や市場の数値、競合との比較は書かれていない。
パワー不足で規格品を生産できない課題を示し、ポンプ2つから3つへの変更で処理効率20%向上と記載されている。
効率20%向上や燃料5~7%減は実績として書かれているが、付加価値や賃上げの目標値は記載されていない。
メーカーと共同開発し、実機でオペレーターの意見を反映したとあるが、体制の人数や役割分担は書かれていない。
規格品は公共事業の道路使用などで需要が高く、品質向上で買取量と販売量が増えるという選ばれる理由が示されている。
開発から5年で黒字化したと述べられているが、今後の中長期の課題検証や具体的なスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
規格品の生産体制が高シェアにつながると述べられているが、新市場性や高付加価値化の水準は具体的に示されていない。
公共事業の道路などインフラ用途での需要や、アスファルト殻の買取による循環の仕組みが示されている。
燃料消費の5~7%減とCO2排出減、処理効率20%向上は示されているが、投資額に対する費用対効果の数値はない。
重機の油圧とエネルギーを効率的に使う仕組みを開発したとあるが、デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はない。
環境配慮の事業展開は書かれているが、日本経済の構造転換につながる成長分野への進出とは明示されていない。
青森県東北町で地域の再生砕石需要に応え、退職者を農業で雇用するなど地域の雇用づくりも記載されている。
重機駆動システムの開発により安定生産と低コスト化が実現し、RC-40規格品は公共事業の道路などで幅広い需要と高シェアが期待できる。今後は農業にも進出し、環境に配慮した事業展開を進める。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
包装機をホット充填仕様にし、それに合わせて冷水タンクとスープ釜を導入した。
H形鋼への開先加工などを行う旧型加工機を、新型の開先加工機へグレードアップした。
効果:月産能力 200トン→300トン