下水道維持管理における複数会社リアルタイム総合管理システムの開発
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
株式会社山﨑組
| 事業者名 | 株式会社山﨑組 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 茂原市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1985年 |
切土・盛土のある土地造成や河川整備では、のり面保護工の施工案件が大震災以降増加している。のり面の安定評価には土質ごとの細かな基準があり、土地造成時には国家資格である測量士が計測のため必ず入る必要がある。近年は測量士不足、工賃の高値傾向、資材の高騰が重なっており、会社の売上高は6億8万円(平成28年度)である。
抱えていた課題
やったこと
設計図面を3次元設計データソフトで3次元化し、のり面の傾斜や角度のデータを作成した。次にGNSS固定局を施工の支障がない場所に設置し、3次元化したデータを建設機械に設置したGNSS 3D-MGシステムに入力した。重機のオペレーターはモニターでデータを確認しながら試験運転を行った。試験運転後、検測用キットで作業精度を確認し、従来工法の測量と比べて差異があるかを検証したところ、差異は見られず問題ないと判断された。
| ソフト | 3次元設計データソフト |
|---|---|
| その他 | GNSS固定局 |
| その他 | GNSS 3D-MGシステム |
| 検査測定 | 検測用キット |
新しい製品・サービス:GNSSを活用した情報化施工によるのり面施工サービス
情報化施工により、施工精度が一定の水準で保たれ、施工精度が向上した。オペレーターが作業に集中でき、作業効率も向上した。測量士が不在でも作業を行えるようになり、測量や作業指示の削減により建設機械との接触事故を防ぐ安全性の課題も解決された。施工効率の改善により工期短縮とコスト削減を図れるようになり、元請だけでなく下請での受注も可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
のり面施工の受注拡大と商圏拡大を目指す方針が書かれ、既存の土木事業との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは詳しく書かれていない。
のり面施工は工期が長く受注しにくい分野だったが、ITの利活用で受注しやすくなり、下請けも可能になったと書かれている。強みの定量的な裏付けは薄い。
測量士不足や資材高騰で一現場約百万円のコスト増、建設機械との接触事故という課題を明示し、GNSS導入で工期短縮とコスト削減を図ると書かれている。
工期短縮やコスト削減とあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社内体制の構築を強固にすると書かれ、測量士不要で土木作業員一人で施工できる体制が示されているが、人材や事務処理能力の具体は薄い。
のり面施工の受注環境の改善、元請だけでなく下請けでも受注可能になるなど顧客や選ばれる理由が示されている。
手順として設計図面の3次元化、固定局設置、機器へのデータ入力、試験運転、検測と段階が明示され、従来工法との精度差も確認されている。
公開されている事例からは読み取れません。
のり面施工へのGNSS情報化施工の導入は、同分野での高付加価値化を図る取組として読めるが、普及度や高価格化の数値は書かれていない。
大震災以降の施工案件増加や土砂災害の安全性課題に触れているが、波及効果や雇用創出は書かれていない。
工期短縮とコスト削減、施工精度の向上に触れるが、補助金投入額に対する効果の数値は書かれていない。
GNSS固定局やGNSS 3D-MGシステム、3次元設計データソフトなど先端的なデジタル技術の活用が具体的に記載されている。
ITを利活用した建設施工の取組がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
地域に根差した活動を心がけ、商圏拡大を目指すと書かれているが、地域の経済成長への寄与の具体は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
現場と本社・取引先の情報を一元化して管理体制を構築できるようになり、工期が短く少人数で施工できるため受注しやすい環境が整ったことから、商圏の拡大を目指していく。
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
当社は、油や化学薬品で汚染された土壌を現場で改良できるよう、自走式土壌改良機を設備として導入した。
油圧ハンドシリンダーとコンセプトモルダーを導入し、県産の八溝杉の良い部分を柾目に重ねて貼り合わせる幅の広い集成材を製作できる環境を整えた。
効果:集成材の加工可能な長さ 2,500ミリ→4,000ミリ