回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社福糧
成果搬送工程の自動化により、1時間当たり500袋の運搬が可能になった。
| 事業者名 | 株式会社福糧 |
|---|---|
| 所在地 | 佐賀県 鳥栖市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,材料製造プロセス |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 1,100万円 |
| 設立 | 1998年 |
当社は主食用から加工原料用まで米穀全般の加工・販売を行っており、外食産業向けや加工用米、健康志向のお客さま向けの高品質玄米を提供している。大手焼酎メーカーからの増産要請は年間2000tに及び、それまでの出荷量の2倍で、当社の年間出荷量の1.3カ月分に相当した。大手焼酎メーカーは新規ユーザー獲得のため高級志向のラインアップを強化している。
抱えていた課題
やったこと
精米工程で米をA〜Dの4段階の規格に分け、粒の大きさや形状を均一化し、取引先の要望に応じた混合比率で供給する体制を活用した。搬送工程にはパレットから開袋までの搬送を自動化するフジエース設備を導入し、開袋工程には自動開袋機を導入した。流し込み工程では自動開袋機とタンクをつないで一体化した。作業は1時間あたり1パレット42袋(1袋30kg)、1日約10tの量であった。
| ロボット | フジエース設備(パレットから開袋までの搬送自動化) |
|---|---|
| 加工機 | 自動開袋機 |
| ロボット | パレタイジングロボット |
搬送工程の自動化により運搬能力が大きく向上し、大幅な省人化と、コンピュータ制御による安全な運搬作業が実現した。開袋・流し込み工程も自動化され、原料投入効率が大きく改善して大規模な増産体制が整い、作業員の負担も軽減された。ラインの自動化で人的接触が減り衛生環境と安全性が向上し、省人化とともにコストダウンや在庫の管理しやすさによる納期短縮も実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
精米品質が評価され増産要請を受けた経緯があり、年間2000tは従来出荷量の2倍と具体的に示されています。
A〜Dの4段階規格と取引先要望に応じた混合供給という強みが示され、高級焼酎市場の動向とも結びつけられています。
1日約10tを手作業で行い1時間42袋が限界という課題を数値で示し、自動化による増産を解決策としています。
1時間当たり500袋の運搬実績は示されていますが、付加価値額や賃上げの目標値は明示されていません。
従業員20人の規模は記載がありますが、補助事業の遂行を担う人材や事務処理体制の具体的な記述は見当たりません。
A〜Dの規格分けや混合比率による供給、焼酎メーカーの高級志向という顧客ニーズが整理され、選ばれる理由が読み取れます。
自動化ラインの導入内容は説明されていますが、スケジュールや中長期の課題検証については書かれていません。
公開されている事例からは読み取れません。
高級焼酎向け原料の増産に応える取り組みで、精米業界では革新的な生産方式と紹介されていますが、高付加価値化の数値は示されていません。
負担軽減や衛生・安全性の向上は挙げられていますが、雇用創出や地域への波及効果への言及は限定的です。
コストダウンや在庫管理の改善、納期短縮が成果として挙げられていますが、補助金額に対する効果の数値は示されていません。
ロボットによる搬送・開袋の自動化で精米業界に新しい生産方式を示し、焼酎メーカーのサプライチェーンへの貢献が読み取れます。
高級焼酎や訪日外国人向けの市場拡大という成長分野への進出が示されていますが、構造転換への言及は限定的です。
所在地は記載されていますが、地域資源を活かした付加価値創出や地域経済の牽引については書かれていません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
高級焼酎向け原料の販売を強化し、大手焼酎メーカーを支えていくとともに、精米技術をさらにPRしていく考えである。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名