高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
有限会社松尾溶断所
成果切断の誤差 2mm→0.5mm
| 事業者名 | 有限会社松尾溶断所 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 長崎市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 10人 |
| 設立 | 1967年 |
主力は精密レーザー加工(プラズマ切断、ガス溶接、プレス曲げ加工)で、一般鋼材販売や各種製缶・組立工事請負も行う。強みは前身の切断機修理で培った機械構造の知識と、現場・設計をまたいだ加工ノウハウである。レーザー切断機による切断処理が生産高の7割を占めている。切断加工の精度に対する市場ニーズは機械設備の発展に伴って高まっていた。
抱えていた課題
やったこと
ファイバーレーザー切断機を導入した。切断の誤差は2mmから0.5mmになり、精度が格段に上がった。これまで19mmまでしか切れなかった厚さも32mmの鋼板まで対応できるようになった。外注していた銅、真鍮、アルミなども自社で切断できるようになった。作業時間が短縮され、スピードが上がって生産性が向上した。
切断作業時間が短縮され、スピードが上がって生産性が向上した。誤差が0.5mmに縮まり精度が格段に上がり、品質が高まった。外注していた銅、真鍮、アルミの切断を自社で行えるようになり、コストを大幅に削減した。受注の幅が広がり、加工金属素材の領域も拡大した。
売上の43%を占める大手造船会社が5年にわたる造船受注を確保しており、仕事が大幅に増える見込みが立っている。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%