下水道維持管理における複数会社リアルタイム総合管理システムの開発
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
有限会社吉岡鉄筋工業
成果生産力 1倍→1.6倍
| 事業者名 | 有限会社吉岡鉄筋工業 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県 大分市 |
| 業種 | 職別工事業(設備工事業を除く) |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 38人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2004年 |
建設業界では地震や水害などへの安全対策が求められ、耐震性への要求が高まっている。高強度で鉄筋径の太い鉄筋を扱えるかどうかが受注獲得の鍵になりつつある。2004年創業の同社は大分市で鉄筋の切断・曲げ加工から組立工事までを一貫して行い、地場建設会社からの受注を中心に公共建築物や民間ビル、マンション、橋梁等の鉄筋工事を手がけてきた。
抱えていた課題
やったこと
高強度鉄筋の曲げ加工に対応した鉄筋自動曲装置を導入した。この装置は「SD490」での曲げ作業が可能で、さらに高強度の「KSS785」にも対応する。同時曲げ加工本数も増やせる仕様である。寸法と角度はNC制御で、本数カウント装置とチャッキング装置を備える。操作パネルを中央に配置し、移動ロスを減らした。
| 加工機 | 鉄筋自動曲装置 |
|---|
導入により高強度かつ鉄筋径の大きい鉄筋にも対応でき、一度に曲げる本数も増えて生産力は約1.6倍に向上した。操作パネルの配置により移動ロスが減り、稼働率も高まった。操作が容易なため未経験者や高齢者、女性にも作業ができ、人手不足の解消につながった。さらに生まれた余力を若手技能者の育成に充てられる体制も整った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の鉄筋工事の実績と代表の30年超の経験から、既存の業務の延長線上に投資が位置づくことはうかがえるが、経営戦略上の位置づけの記述は薄い。
SD490対応の設備を持つ県内同業者は2020年末時点で3社程度と数字で示され、県外への外注が流れている課題と差別化効果が具体的に書かれている。
県外への外注や受注流出という課題を認識し、同時曲げ本数増加で生産力が約1.6倍になるという数字を示して解決策と結びつけている。
生産力が約1.6倍に向上したという実績の数字があり、高付加価値化の目標値としての具体性はあるが、賃上げ目標の記述はない。
社員数38名と代表の経歴はわかるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については記述がほとんどない。
高強度鉄筋の受注ニーズと県内業者の少なさを示し、顧客は地場建設会社や公共建築などと明確で、選ばれる理由が整理されている。
若手育成や技能承継を今後の展望として挙げているが、スケジュールや遂行方法の記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
SD490以上の鉄筋加工を扱える同業者が県内に約3社と少なく、同分野の中で高水準の高付加価値化を図る内容が読み取れる。
耐震性や災害対策への社会的要請、地場建設や公共建築への波及は示されているが、国が補助する積極的理由は直接述べられていない。
生産力が約1.6倍になるという数字はあるが、補助金投入額に対する付加価値額の増加や費用対効果の記述はない。
NC制御や本数カウント装置の導入は読み取れるが、地域やサプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
大分県内の鉄筋業界を牽引する存在になりたいとの意向と県内の差別化が示され、地域特性への言及がある。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
若手育成と技能承継に力を入れながら技術力と提案力を強化し、県内の鉄筋業界を牽引する存在になることを目指している。
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
富山県下から金沢市までの現場確認に社員が出向く負担を抑え、工場で鉄筋を組み立てるユニット先組工法を導入することにした。
効果:木造住宅の基礎の立ち上がり施工の作業員数・日数 2人日→0.5人日
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒