高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社薩摩鉄筋工業
成果鉄筋自動曲げ機の導入により単体で生産数量は2倍強に増加した。
| 事業者名 | 株式会社薩摩鉄筋工業 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 霧島市 |
| 業種 | 職別工事業 |
| 技術分野 | 機械制御,情報処理,製造環境 |
| 従業員数 | 21人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1980年 |
当社は現場での鉄筋施工を簡素化するため、治具から製作するなど様々な工夫とアイデアで工期を短縮してきた。しかし鉄筋構造物は複雑で過密度が増すほど加工工程に人と時間がかかり、納期の遅れが生じていた。
抱えていた課題
やったこと
自動曲げ機を導入し、鉄筋の加工工程を簡素化した。あわせて工場ライン化のためのQRコード管理システムを構築した。加工データをQRコードで読み取り、加工から出荷までの一連の工程を管理できる体制とした。これにより加工間違いや積み忘れを防ぎ、ミスなく出荷までをサポートする革新的生産体制を確立した。
| 加工機 | 鉄筋自動曲げ機 |
|---|---|
| ソフト | QRコード管理システム |
鉄筋自動曲げ機の導入により単体の生産数量は2倍強、加工寸法精度は約4倍に向上した。加工から出荷までを1現場20トン当たりの時間短縮効果でみると約30%の生産性向上となった。QRコードの導入により加工間違いや積み忘れが激減し、出荷精度も向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として工夫や治具製作による工期短縮が記載され、一連の生産管理体制を整える流れは読めるが、経営戦略上の位置づけは書かれていない。
市場や顧客動向、競合に対する自社の強み・弱みの分析はなく、社員の工夫や社長の設備投資姿勢がわずかにうかがえる程度。
加工工程に人と時間がかかり納期遅れが生じるという課題が明記され、自動曲げ機とQRコード管理で解決する内容が示されている。
加工から出荷までを1現場20トン当たりで時間短縮効果を見ると約30%の生産性向上、生産数量2倍強、寸法精度約4倍と数字で示されている。
社長のリーダーシップや4人グループのリーダー会など社内体制の記載はあるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力は具体的に書かれていない。
顧客ターゲットや製品の価値、選ばれる理由の整理はなく、他社とのベンチマークで社員から一番との評価があった程度。
今後はスポット溶接機の導入や元請の協力による効率化を目指すと記載されるが、スケジュールや課題の解決方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
鉄筋加工の生産管理システムは業界をリードするものと評価されているが、普及度や認知度、高価格化の記載はわずかにうかがえる程度。
地元業界や地域での活動への期待が記載されているが、経済波及効果や雇用創出の数字や記述は乏しい。
加工から出荷までの生産性向上約30%や生産数量2倍強、寸法精度約4倍など、投資に対する効果が数字で示されている。
QRコードによる管理システムという技術活用は読み取れるが、地域やサプライチェーン全体へのイノベーション貢献の記載は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
鹿児島の地域企業として地元業界や商工団体での活動が期待されると記載され、地域性はうかがえるが成長牽引の数字はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
本年度は人に投資する年として設備投資を控えたが、来年度はスポット溶接機の導入などにより現場工事作業の軽減を図りたい。残業も減らしているが、現場工事作業が7割を占め現場の遠近で大きく左右されるため、元請の協力によりさらなる効率化を目指したい。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
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