精密ヘリカルギヤ製作向けの超精密冷間鍛造用金型の試作開発
放電加工技術を高度化するため、低熱変位構造や高精度回転・割出装置などを取り入れた。
効果:放電加工の工数 7日→4日
インフラテック株式会社
| 事業者名 | インフラテック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 姶良市 |
| 業種 | 窯業・土石製品製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 655人 |
| 資本金 | 7,300万円 |
| 設立 | 1956年 |
当社は昭和31年に鹿児島県で創業し、同38年からプレキャストコンクリート製品の開発・製造・販売を始めた。主力商品は主に公共工事で使用されている。現在は関連会社を含め全国に27工場・39営業所を有し、総合技術研究所には開発・技術のスタッフが24名在籍している。
抱えていた課題
やったこと
積層ピッチ15μmの高精度3Dプリンタを導入し、縮小模型を製作できる体制を整えた。縮小模型では嵌合などの細かな検証ができ、いくつかのパターンの試作模型を製作して検証を重ねることで、事前に問題点を解消し最適な形状を決められるようになった。また、製造方法や運搬方法、施工方法などの作業イメージを各部門で共有しやすくなり、部門ごとのアイディアが出るようになった。
| 加工機 | 高精度3Dプリンタ |
|---|
縮小模型による検証で、試作製作や検証にかかる時間とコストを大幅に削減できた。これまで必要だった実物大検証の場所確保や重機手配、天候への依存も減り、商品開発サイクルが大きく改善した。開発プロセスの効率化により市場へタイムリーに多くの商品を投入でき、災害時など緊急時にも状況に適した製品を迅速に納品できるようになった。モックアップで製品の特長が伝わりやすくなり、顧客とのコミュニケーションも円滑になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来の実物大試験による開発を縮小模型での検証に置き換えたと書かれ、主力のプレキャスト製品開発との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは記述が薄い。
市場や競合に関する記述はなく、公共工事向け主力商品の開発体制が強みとして示されるのみで、競争優位性は直接読み取れない。
開発工程の長期化やコスト高騰という課題を挙げ、縮小模型で試作を繰り返し改善サイクルを大きく改善したと具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、商品開発サイクルの改善が述べられるだけで数値目標はない。
開発・技術スタッフ24名在籍や開発課の体制は示されるが、補助事業の遂行体制の具体的記述は限定的。
災害時など緊急時に状況に適した製品をいち早く納品する必要があり、模型でお客様との意思疎通が円滑になったと顧客ニーズとの関係が書かれている。
開発の進め方や模型による検証の流れは示されるが、中長期のスケジュールや今後の課題解決計画は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
プレキャストコンクリート製品の分野に触れるが、普及度や認知度、高価格化の水準についての記述はわずかにうかがえるだけ。
公共工事で使われるインフラ製品と災害時の迅速な納品に触れ、社会的インフラへの貢献は読み取れるが、波及効果や雇用の数値は示されない。
試作の時間とコストを大幅に削減したとあるが、投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は書かれていない。
3Dプリンタによる高精細造形で試作検証を効率化し、施工工程のイメージ共有にも使われるが、サプライチェーン全体への波及は示されない。
公開されている事例からは読み取れません。
全国27工場・39営業所を持つ企業で地域経済の活性化に言及するが、地域特性を活かした具体的な付加価値や雇用の記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
放電加工技術を高度化するため、低熱変位構造や高精度回転・割出装置などを取り入れた。
効果:放電加工の工数 7日→4日
切断加工を内製化するため、2台の鋸盤を導入した。
加工工程の歩留まり向上のため、カット機能付き筋入れ機を導入した。
効果:機械の調整時間 20分→5分