ものづくり補助金平成30年度製造業沖縄県

新型シャーリングの導入による生産性向上と収益力強化

有限会社豊政建設工業

成果切断加工の平均作業時間 443秒→51秒

この事例のポイント

  • 既存のシャーリングによる切断加工は作業員の経験や技術に頼った属人化した作業になっていた。
  • 補助事業でシャーリング「KOMATSU_SHS6」(デジタル操作盤付き)を導入し、切断加工の作業時間の短縮と作業品質の向上を図った。
  • 切断加工の平均作業時間 443秒→51秒。切断加工の平均作業時間が7分23秒から51秒に短縮され、ボトルネックが解消された。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社豊政建設工業
所在地沖縄県 西原町
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
従業員数9人
資本金1,000万円
設立1988年

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能既存のシャーリングによる切断加工は作業員の経験や技術に頼った属人化した作業になっていた。
  • 品質・精度手作業による修正が必要で廃棄ロスも発生していた。
  • 生産能力切断加工は作業に要する時間が長く、生産工程全体のボトルネックとなっていた。

やったこと

補助事業でシャーリング「KOMATSU_SHS6」(デジタル操作盤付き)を導入し、切断加工の作業時間の短縮と作業品質の向上を図った。導入によりセッティング時間が短縮され、加工後の手直し作業が不要になった。作業の標準化により、これまで2名必要だった切断加工を1名でできるようになり、熟練工への依存から脱却して担当割の制限も緩和された。切断箇所のズレがなくなり、高品質な加工を安定して行えるようになった。

加工機シャーリング「KOMATSU_SHS6」(デジタル操作盤付き)

事業の効果

  • 切断加工の平均作業時間 443秒→51秒
  • 切断加工の作業人数 2名→1名

切断加工の平均作業時間が7分23秒から51秒に短縮され、ボトルネックが解消された。これにより生産工程全体の生産性とリードタイムが改善し、収益力が強化された。切断箇所のズレがなくなり廃棄ロスが削減され、高品質な加工を安定して行えるようになった。余力が生まれて受注できなかった案件を受託できるようになり取引量が増え、顧客との信頼関係も強まった。外注していた作業を内製化でき、収益性も改善した。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.0 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性53%
  • これまでの取組との一貫性3

    事例は既存のシャーリングの属人化や廃棄ロスという課題を述べるが、過去の取組との連続性や経営戦略上の位置付けは書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 課題の認識と解決4

    切断加工がボトルネックで作業時間が長いという課題を認識し、導入で7分23秒から51秒に短縮したと具体的に示している。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標3

    平均作業時間の短縮と収益力強化を述べるが、将来の付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。

  • 事業を進める体制2

    切断作業の人員が2名から1名になったとあるが、事業遂行の体制や事務処理能力については書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け2

    受託余力や取引量増加に触れるが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは書かれていない。

  • 事業化までの道筋2

    導入後の展開として内製化や取引先との関係強化を述べるが、中長期の遂行方法やスケジュールは書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    シャーリング導入による切断加工の効率化は述べられるが、製品分野の普及度や高付加価値化の程度は書かれていない。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 費用対効果3

    作業時間短縮や廃棄ロス削減の効果は示されているが、補助金額に対する費用対効果の数値は書かれていない。

  • イノベーションへの貢献1

    公開されている事例からは読み取れません。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    沖縄県の金属製品製造業であることはわかるが、地域特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成30年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。