熱風装置付加キュポラ溶解による高強度鋳鉄の生産プロセス強化
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
有限会社山陰クリエート
| 事業者名 | 有限会社山陰クリエート |
|---|---|
| 所在地 | 鳥取県 米子市 |
| 業種 | 廃棄物処理業 |
| 技術分野 | 金属プレス加工 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 3,600万円 |
| 設立 | 1983年 |
有限会社山際クリエートは昭和58年に産業廃棄物収集運搬業と処分業を始め、その後、資源リサイクル製品の製造に取り組んできた。廃プラスチック類のリサイクル率は低く、ほとんどが焼却・廃棄されている。同社は平成10年から廃プラスチック類を合成樹脂化し、『エコマウッド』として水上・陸上施設などの鉄、非鉄、木製品の代替素材に活用している。
抱えていた課題
やったこと
廃棄されていた木粉や銅線が混ざったプラスチックを原料化するため、異物混入原料のサンプルをもとに風力式比重選別機を選定して導入した。プラスチック材料に適した分別条件を研究し、選別条件のシミュレーションを行った。鳥取県産業技術センターで試験を行い、異物除去率を測定した。異物除去率の高いプラスチックを自社成型品に投入し、試作品を製作した。比重差を利用して強化剤などをブレンドすることで、新たなバリエーションの拡大も図った。
新しい製品・サービス:異物混入プラスチックを原料化した再生プラスチックペレット(原料販売用)
風力式比重選別機の導入により、木粉が混ざったプラスチックから大部分を分離できるようになった。原文の数字は読み取りに不確かさがあるが、分離率は高い水準とされている。試作品成型では再生材を2割程度添加できた。今後は分離精度を高めて5割以上の添加を目指し、現在購入している材料コストを大幅に削減する。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
平成10年からの廃プラ再資源化やエコマウッド製造など過去の取組との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けを示す記述は薄い。
市場動向や競合に関する記述はなく、自社の強みとして資源リサイクル実績が触れられる程度にとどまる。
主力製品エコマウッドの原材料コスト削減という課題を明示し、異物混入プラの原料化で解決を図る方針が具体的に示されている。
分離率を9割程度、添加率を2割程度から5割以上へ段階的に高める目標が示され、現状の数値もあり実現性が読み取れる。
従業員35名や鳥取県産業技術センターとの試験連携は書かれているが、補助事業の遂行体制や担当者の記述は薄い。
木粉混入プラを原料化し材料コストを大幅に削減する目的や、エコマウッドの用途が具体的に示されている。
選別条件検討、試作、評価、分離精度向上の段階が示されるが、各工程の期間やスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
再生プラ製品は一般的な分野だが、異物混入プラの原料化による低価格化という独自性がうかがえる。
廃プラの再資源化と廃棄物削減に資する点はうかがえるが、経済波及や雇用創出への言及は具体的ではない。
分離率や添加率の数値は示されるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の記述はない。
風力式比重選別という設備の導入は読み取れるが、先端デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はほぼない。
廃プラ再資源化による循環型の取組はうかがえるが、成長分野への進出や構造転換との結びつきは示されていない。
米子市で地域の廃棄物を資源化する点はうかがえるが、地域の雇用や経済成長への効果は具体的に書かれていない。
分離精度をさらに高め、自社製品『エコマウッド』の原料としてブレンド割合を高めて製品化する。あわせて、原料販売用の再生プラスチックペレットとして販売できるよう添加剤や物性強化の検証を進める。
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%