南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
株式会社石見銀山生活文化研究所
| 事業者名 | 株式会社石見銀山生活文化研究所 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 大田市 |
| 業種 | 衣服・その他の繊維製品製造業 |
| 技術分野 | 溶接 |
| 従業員数 | 198人 |
| 資本金 | 4,800万円 |
| 設立 | 1988年 |
1988年創業の株式会社石見銀山生活文化研究所は、世界遺産エリアで自社製造のオリジナル衣服を中心に、衣料品店や飲食店を全国展開してきた。2012年1月には地元の梅の花から採取した新種の梅花酵母を島根県産業技術センターと共同で特許取得し、社内に梅花酵母事業部を立ち上げて研究と商品開発に取り組んでいた。社員は約200人にまで成長していた。
抱えていた課題
やったこと
補助事業では、プログラム低温恒温器を導入して梅花酵母の培養技術を確立した。その成果として、グルテンフリー米粉パン向けの「継足し酵母」、グルテンフリー蒸パンの老化緩和、発酵美容食品の開発、酵母化粧品の開発の4つを得た。美容食品は、ハトムギを梅花酵母で発酵させたベースに、薬膳でよく使われる6種類の食材をバランスよく配合して開発した。
新しい製品・サービス:梅花酵母を使った「MeDu(めづ)」ブランドの化粧品として、ローションとクリームの基礎化粧品2種を商品化し、後にハンドクリーム、ナイトマスクも商品化した。発酵美容食品、梅花酵母を使った純米原酒・梅酒・どぶろく、クラフトビールなども手掛けている。
梅花酵母の培養技術の確立により、化粧品、美容食品、酒、パンなど複数の分野で商品化が進んだ。化粧品は通販などで売り上げが増加し、ユーザーの声を反映して商品ラインを拡充した。美容食品は全国規模のモニター調査で好評を得て販売に踏み切った。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1988年創業以来の自然素材活用や「復古創新」の社風が語られ、梅花酵母事業部の設立も書かれているが、経営戦略上の位置付けは具体的に示されていない。
梅花酵母の有用性や特許取得、全国展開の衣料品店・飲食店といった強みは読み取れるが、市場動向との関係は書かれていない。
課題の認識や解決策を示す記述は乏しく、研究・商品開発に取り組んだという程度にとどまる。
公開情報では判断できません。
梅花酵母事業部を立ち上げ専任の研究員を配置したと書かれており、体制の一部はうかがえる。
化粧品は402人のモニター調査で60%以上の有効評価を得たと書かれ、顧客評価と商品価値の裏付けが読み取れる。
今後は新商品開発に向けて研究を進めているとあるが、中長期の遂行方法やスケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
梅花酵母は新種として特許を取得し、化粧品・酒・パンなどに商品化したと書かれ、新規性の高い分野がうかがえる。
島根県産業技術センターとの共同特許や地域の酵母を県民の共有財産とする方針がうかがえるが、波及効果や雇用創出は数値で示されていない。
補助金投入額や付加価値増加の数値は書かれておらず、費用対効果は判断できない。
地域資源の梅花酵母を活用する点はうかがえるが、先端的デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開情報では判断できません。
世界遺産エリアの地元の梅から採取した酵母を活用し、島根県産業技術センターとも連携した地域資源型の事業と読み取れる。
梅花酵母は島根県民の共有財産という立場から、使用の希望があれば提供する方針で、さらなる活用が期待される。化粧品では新商品の開発に向けた研究を進めている。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。
効果:殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
加熱された商品を凍結冷凍庫に入れ、約30分で凍結を開始し、90分で商品の中心温度を−5℃以下まで下げ、その後−18℃まで急速凍結するクック…
効果:賞味期限を1年間の長期間に設定できる