価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
株式会社大和鉄工所
成果最大加工サイズ 60cm→200cm
| 事業者名 | 株式会社大和鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山市 |
| 業種 | 設備工事業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 53人 |
| 資本金 | 4,800万円 |
| 設立 | 1949年 |
公共工事が売上の約9割を占め、特に水門設備に多数の実績がある。設計から製作、据付まで一貫して対応でき、地域の農家とも信頼関係を築いてきたことが強みである。一方、公共水門工事は農繁期に施工できず、年度末の11〜3月に業務が集中する。
抱えていた課題
やったこと
平成25年10月に門型マシニングセンタを導入した。機械の設置には地盤基礎工事とクレーン設置が必要となったため、工場の一部建て替えも併せて実施した。この機械は1度のセットで前後左右と上面の5面を自動で切削でき、加工面が変わるたびに手動でセットし直していた既存設備と比べて生産コストを大幅に下げられる。最大加工サイズは60cmから200cmとなり、これまで内製できなかった大型部品を加工できるようになった。作業台面が広く複数個を同時にセッティングでき、加工精度は1/1,000mmまで出せるため、熟練職人が手作業で仕上げていた精密な研磨加工も自動で行えるようになった。
新しい製品・サービス:コーヒー煎機
新型機の導入により手間なくスピーディかつ安全に加工できるようになり、繁忙期も多くの仕事をさばけるようになった。部品の移動回数が減って加工精度が上がり、安定した品質を提供できるようになった。外注費が大きく削減されて利益率が向上し、大型破砕機の2台目を内製によって1台目より低コスト・短納期で製作できた。高精度で量産しやすい機械はコーヒー煎機の製作にも役立ち、繁閑の差が徐々に解消されて経営の安定につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
水門工事に多数の実績があり、旧機の老朽化から大型最新機導入へと課題を解決する一貫した流れが示されている。
設計から据付まで一貫対応と地域農家との信頼関係を強みとして挙げ、閑散期を埋める水門以外の分野拡大を狙っている。
農繁期・年度末集中という課題と外注費増による利益減を認識し、大型門型機の導入で内製化と繁閑差解消を図っている。
加工精度や外注費削減は述べられているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数字は示されていない。
今後の展望で長期的視点の計画的な人員採用と若手育成の環境整備に触れており、体制面の方針が示されている。
大型部品の内製ニーズや大型破砕機の新規受注があり、水門以外の分野への需要の裏付けが示されている。
工場の一部建て替えや地盤基礎工事を併せて実施し、設置の課題を事前に検証して導入した流れが読み取れる。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
5面自動加工や1/1,000mm精度の研磨自動化など、同分野で高水準の加工能力を備えた設備導入が示されている。
水門など公共インフラの工事や、コーヒー煎機など新事業の創出につながり、地域の公共工事を支える役割が示されている。
外注費が大きく削減され利益率が向上し、2台目の大型破砕機は内製で1台目より低コスト・短納期での製作が実現している。
高精度の自動加工設備を導入したが、地域やサプライチェーン全体へのイノベーション貢献までは示されていない。
公開情報では判断できません。
地域の公共工事や農家との信頼関係を活かし、新事業としてコーヒー煎機の製作を育てて地域の事業として広げている。
官公庁をはじめとする取引先との信頼関係を築き、質の高い仕事を提供し続けたい。設備投資に加えて人の技術の大切さを重視し、長期的な視点で計画的に人員を採用して若手が成長できる環境を整えたい。コーヒー煎機の事業は順調に成長しており、経営の多角化と企業イメージの向上にも役立っているため、今後も大切な事業の柱として育てていきたい。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。
効果:殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個