車載モーター用ステーターの巻線とはんだ付けの自動化及び連動化
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
ユアサシステム機器株式会社
| 事業者名 | ユアサシステム機器株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山市 |
| 技術分野 | 動力伝達 |
| 従業員数 | 36人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1995年 |
抱えていた課題
やったこと
恒温恒湿器内で-40℃の耐環境試験が行える装置を販売する試験機メーカーはなく、ハーネスメーカーは自社で耐久試験機を製作しているが要求を満たしきれていない。当社の無負荷曲げ試験とJIS規格の曲げ試験でケーブルの破断面を比較したところ、無負荷曲げ試験は同一箇所で破断し、JIS規格試験は曲げ箇所が安定せずオモリも吊るすため破断箇所にバラつきや伸びが生じた。市販の恒温恒湿槽(-40℃から+100℃を基準)を使い、常温で使っていた無負荷曲げ試験機の機構を組み合わせたところ、摺動部のグリスが-40℃環境で固着し動作不良となった。そこで摺動部に無給油タイプの商品を選定し、組合せの再考と部品精度の研究を行い、-40℃環境での実稼働耐久試験を成功させた。
新しい製品・サービス:自動車ハーネス環境耐久試験装置(恒温恒湿器内耐久試験システム)
本事業により最上位機種の自動車ハーネス環境耐久試験装置を販売できる体制が整った。試験治具の交換で複数の試験項目を1台で実現する設計思想を取り入れ、自動車ハーネスからフレキシブルデバイス(有機ELやウェアラブル製品)まで対応できる試験機に改良された。ホームページと総合カタログを一新し、海外ユーザーへの販売実績も増えた。何より新規の顧客が増えたことに成果を感じている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
無負荷曲げ試験機の長年の開発技術を基に試験機を拡充しており、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは書かれていない。
自動車メーカーの耐久試験要求の高まりとハーネスメーカーからの要望を踏まえ、無負荷曲げ試験の安定性を強みとして活かす内容が具体的に書かれている。
JIS曲げ試験の破断箇所のばらつきという課題認識はあるが、高付加価値化や成長への計画数値は書かれていない。
公開情報では判断できません。
開発を成功させた事実はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述はわずかにうかがえるだけである。
自動車ハーネスからフレキシブルデバイスまで対応でき、ハーネスメーカーの要望に応える点など、顧客ターゲットと選ばれる理由が具体的に書かれている。
-40℃環境での指動部のグリス凝結という問題を、無給油部品への変更と部品精度の研究で解決した手順が書かれている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
-40℃の耐環境試験を行える試験機は販売例がないとされ、同分野で高水準の高付加価値化を図る内容が読み取れる。
自動車ハーネスの耐久試験の標準機を目指すとあるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
販売体制の整備や海外販売実績の増加は書かれているが、補助金投入額に対する付加価値増加などの数値は示されていない。
試験機の用途を有機ELなどへ広げた点はうかがえるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は明示されていない。
自動車分野や有機ELなどフレキシブルデバイス分野への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
公開情報では判断できません。
車載モーター用ステーターの巻線と溶接(はんだ付け)を連続工程とするため、自動機や治具を試作・開発した。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
マイナス55℃での現状の電源による動作確認を行い、低温では電源が動作しないことを把握した。
効果:消費電力 430W→125W