多様化する顧客ニーズに応えるための発酵調味料の多品種少量生産設備導入
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。
効果:殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
IKOMAロボテック株式会社
| 事業者名 | IKOMAロボテック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 津山市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 59人 |
| 資本金 | 2,600万円 |
| 設立 | 1998年 |
津山市に本拠を置き、産業用ロボットおよびロボット周辺機器の製造開発を手掛けている。システムインテグレータとしての提案力と技術力を強みに、成長業界の中で存在感を示している。立ち会い検査時の急な仕様変更にも即時対応するため、部品の大半を社内で製作してきた。受注量に対して設備も人員も足りず、ボトルネックとなっていた。
抱えていた課題
やったこと
部品の製造工程で特にボトルネックとなっていたフライス加工の改善のため、高精度の加工ができる新型フライス盤を導入した。導入機は2軸制御(Z軸は手動式)の対話型で、一品一様の部品が大多数を占める現場では、複雑なプログラムを作り込んで完全自動化するより初期設定が簡単な方が時間短縮の効果が大きいと判断して選定した。人の手による部分を残すことで、オペレーターの技術水準とものづくりへの意識を保つ意図もある。
新しい製品・サービス:研磨加工など新しい分野のロボット
新型フライス盤により、従来機では扱えなかった精密部品や大型部品も内製できるようになった。一度の工程で目標の精度を出せるため作業時間が短縮し、経験の浅い作業員でも精度の高い加工ができるようになって熟練者の技術を別の工程に生かせるようになった。複雑なプログラムを組む必要がなく段取り時間も従来機より短縮できた。フライス加工の生産性が高まり工程全体の流れがよくなったことで、生産能力向上と短納期化を実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既存の部品内製方針と立ち会い検査での即時対応を継続する流れが読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
ロボット需要の増加と全国納入への対応が書かれ、部品内製による強みも示されるが、競合との比較は書かれていない。
外注によるコスト増・日数増という課題を認識し、フライス工程をボトルネックとして特定して新型機で解決する流れが具体的。
短納期化や作業時間短縮は書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値、数値は示されていない。
熟練者の技術継承や経験の浅い作業員でも加工できる点、人材育成を重視する記述はあるが、体制の数値は薄い。
一品一様の部品が多い現場に対し対話型を選んだ理由は明確だが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
導入機の選定理由と段取り時間短縮、その後の追加導入の経緯が書かれるが、中長期の検証や詳しいスケジュールは乏しい。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ロボット製造は成長業界とされるが、高付加価値化や高価格化の水準については書かれていない。
ロボットの活躍分野拡大や研磨加工など新分野への展開が書かれるが、国が補助する理由としての波及効果は具体的でない。
公開情報では判断できません。
除草ロボットなど独自研究開発への継続取組はうかがえるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
ロボット需要の拡大分野への対応はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
岡山県津山市に本拠を置くことは書かれるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は薄い。
ロボットの活躍する産業分野はますます広がっており、技術向上と設備増強を図って期待に応えたい。納入先は日本全国に及ぶため関東方面に拠点を設けることも考えている。除草ロボットなど自社独自の研究開発も継続したい。専門性の高い仕事のため人材育成を最重要課題とし、社員全員が意欲的に成長できる会社づくりに努めている。
平成27年に竣工した第三工場内に、天然調味料の多品種少量生産設備として小ロット専用ラインを設置した。
効果:殺菌プレート内の滞留液量(1生産当たり) 40kg→10kg
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個