価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
弘化産業株式会社
| 事業者名 | 弘化産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 倉敷市 |
| 業種 | 木材・木製品製造業 |
| 技術分野 | 発酵 |
| 従業員数 | 45人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1969年 |
住宅の外壁材には低コストで施工性が高く、住宅の洋風化に合う意匠性があることから、窯業系サイディングが多く使用されている。当社もサイディングの製造と施工を行っているが、従来は現場での採寸と裁断に伴う騒音・粉塵や切り屑の廃棄が課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
現場での採寸データに基づき、工場内で必要な形状をあらかじめカットする「サイディングプレカット」に取り組んだ。ソフトウェア業者、加工機メーカーと連携し、外装工事に特化した加工機制御ソフトウェアを開発した。CAD図面は一般的な建物全体の入力を必要とせず、必要箇所のCAD図面のスキャン処理のみで対応できる仕様とし、加工寸法を1mm単位で製作できるようCADデータを自動補正する機能を設計した。割付作業を見える化するため、目地幅や出隅、建具位置を正確に計算した割付図面と板取図を作成するプログラムを構築した。出隅接着では新たに斜め切断機と高周波接着機を本社工場に搬入・設置し、使用する刃の選定と工場レイアウトの最適化を行った。高周波加熱の条件出しを行い、出隅の斜め切断角度と合わせて十分な接着強度が得られる製造条件を確定した。施工予定の数棟の外壁CAD/CAM図面を用いて試作を行い、加工精度と出隅接着状況を確認し、結果に基づいてソフトウェアと接着機の動作を調整した。
新しい製品・サービス:サイディングプレカット
工場内でのプレカットから現場の施工工事までを当社で一貫して実施できるようになり、業界で大きな優位性を確保できたと考えている。現場での騒音や切り屑の発生を抑えるゼロエミッション化を実現し、業界での競争力を強化した。今後は、ローコストのニーズがある住宅や、省スペース化・騒音や粉塵対策が求められる都市部を中心に受注増を目指し、岡山県のリーディングカンパニーとなることを目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
現場採寸・切り屑廃棄という従来課題を起点にプレカット事業へ進む流れは読めるが、過去の取組との連続性は具体的に書かれていない。
岡山県内でプレカット対応の事業者が少ないことや、施工まで一貫実施できる点が優位性として書かれている。市場データ等の裏付けは薄い。
騒音・粉塵、切り屑の産廃化という課題を明示し、プレカットとゼロエミッション化で解決する具体的な方策が示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、受注増や定着化といった定性的な方向性のみが記されている。
ソフトウェア業者や加工機メーカーとの連携、試作による調整の実施が書かれているが、社内の体制や人材は具体的でない。
ローコストや都市部の騒音・粉塵対策のニーズに言及するが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は限定的。
ソフト開発、斜め切断・高周波接着の条件出し、数棟の試作と修正という段階的な遂行方法と課題解決の流れが示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
県内でプレカットに取り組む事業者が少ないことを示し、業界で高い優位性を確保する高付加価値化の方向性が読み取れる。
騒音・粉塵の低減や産廃削減に触れるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
材料ロスや作業効率の改善に触れるが、補助金額に対する付加価値増加や生産性の数値は示されていない。
CAD/CAM連携や割付シミュレーションなどデジタル技術の活用が示されるが、業界全体への波及効果は具体的に書かれていない。
公開情報では判断できません。
岡山県のリーディングカンパニーを目指すとあり地域での位置づけは読めるが、地域特性を活かした雇用や成長への具体的な効果は薄い。
岡山県内でサイディングプレカットに取り組むメーカーは少ないため、早期の事業定着化を図り、同事業における岡山県のリーディングカンパニーとなることを目指す。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
同時5軸複合旋盤を導入した。