多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社おこめん工房
成果1ロットの製品製造時間 24時間→3時間
| 事業者名 | 株式会社おこめん工房 |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 三原市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 冷凍空調 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 2004年 |
食料自給率の向上や米の生産調整に伴う新規需要米制度の新設により、米の有効利用が求められている。米粉麺の製造はその解決策の一つで、近年は生産量が増加している。一方で米粉麺は現状では小麦麺より単価が高く食感も劣るため、低価格化と品質向上を実現する製造法と製麺機が求められていた。当社は10年にわたり米粉麺を製造販売してきた。
抱えていた課題
やったこと
麺同士の付着を防ぐため、粉や油を使わない実験を繰り返し、冷却機能を強化した押出し式製麺機を完成させた。生地を麺帯にのばして切断する方式から直接麺状に押し出す方式に変えることで、12時間の老化工程を省いた。製麺時に生地へかける圧力を実験で最適値に定め、原材料の配合を調整して小麦麺では出せない喉ごしを実現した。生産過程のほぼ全てをこの製麺機で自動化し、製品の標準化を高めた。
新しい製品・サービス:低価格・高品質の米粉麺(うどん・パスタなど5種類)
製造時間の大幅な短縮により、1ロットの製品製造時間が24時間から最短3時間になり、生産リードタイムが大きく縮まった。年間製造量も2.5倍に増え、既存機械と新型機を合わせて年25万食の製造が可能になった。1食あたりの加工費を50円に下げ、100円を切る販売価格も可能になった。製麺圧力の調整で喉ごしが向上し、うどん・パスタなど5種類の商品を展開して販路拡大を進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
米粉麺の製造・販売を10年続けてきた実績があり、米粉麺事業を継続する流れは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
米粉麺は小麦麺より単価が高いという課題を示し、製造コストを1食あたり80~90円から50円に下げた実績があり、強み・課題の認識が具体的。
製造時間を24時間から3時間に短縮し、1食あたり加工費を80~90円から50円に削減、年間製造量を2.5倍にした数字で課題解決と成長が示されている。
製造時間短縮や加工費削減など数値目標の達成が示されているが、賃上げや付加価値額の目標値は書かれていない。
従業員7人の体制と、農協など外部との協力体制は書かれているが、事務処理能力や人材の詳細は記載がない。
小麦麺より安く食感も良い米粉麺という価値、グルテンを含まずアレルギー対応という特徴、顧客ターゲットへの言及がある。
今後の課題(ほぐれにくさの克服、外食展開、製麺機販売)と方向性は示されているが、スケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
米粉麺は小麦麺より普及が低い分野とされ、製造時間や価格で高水準の高付加価値化を図る内容が具体的に示されている。
食料自給率向上や新規需要米制度に触れ、米の有効利用と地域農業の活性化、高齢化・後継者不足への貢献が書かれている。
製造時間短縮や加工費削減、年間製造量2.5倍(既存10万食から15万食増)など投資に対する効果の数字が示されている。
押出し式製麺機の開発など生産工程の革新は示されるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は限定的。
米の需要拡大や新規需要米への対応はうかがえるが、日本経済の構造転換を示す記述はない。
広島県三原市の地域農業の活性化、農協からの原料米受入れと委託製造による地域連携が具体的に書かれている。
調理時にほぐれにくい点を克服して製品をさらに改良し、販売網を拡大する。米粉麺がグルテンを含まずアレルギー対応食品であることを生かし、外食産業でのメニュー化や海外輸出を目指す。農協からの問い合わせを受けて製麺機の販売も目指す。
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ジルコニア素材の技工物をCAD/CAMで設計し、最終形態に近い形状に削り出したうえで、焼結・着色・最終仕上げまでを自社で行う体制を構築した。
効果:総作業時間 286分→256分